新年、南仏式魚のさばき方に思う。

公開日 : 2011年01月02日
最終更新 :
筆者 : 堀 泰子

新年明けましておめでとうございます。

時差の関係で世界各国の特派員も色んなタイミングでオメデトウを発信していますね。

南仏も8時間遅れて2011年を迎えました。皆様にとって素敵な1年でありますように♪

2010年12月に何でも「トラ」イでマルセイユ特派員になりました。

2011年は前進しかしない「うさぎ」のように進んでいきたいと思います。

新米特派員ですが、何卒よろしくお願いします。

マルセイユは曇り空で新年を迎えました。

しかし、お正月を迎えると気持ちは晴れ~晴れ~しますね。

今年の目標のひとつは、新鮮なお魚を自分でさばいて、刺身かお寿司を作りたい!

これは是非とも地元の魚屋さんをお手本にしなければと、向かったのは

魚市で有名なマルセイユの旧港。ベルギー人の河岸(le quoi belges)

南仏で魚が上手にさばき隊!と今回も突撃で年末に南仏隊長が魚市をチェックしてきました。

1年中を通して毎朝魚市がたっています。(早朝~午後1時頃迄)

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流石に年の瀬、天気も悪いし寒いので観光客は少なくて地元の人達が多かった。

写真をパチパチ撮っているのは私とお上りさんで、あとは本気モードの個人セリ市?

「ちょっと~、安くしてよ。」「だめだめ、十分安くしたよ」

「わかったわ。じゃぁ、18ユーロね」「おぉ~い、18.5ユーロだよ。まったく仕方ないなぁ~」

「いいじゃない、キリがよくて。15ユーロならもっといいのに」「・・・」

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値切り方も大胆でびっくりするけれども、日本人からしてみるともっとびっくりするのが

「魚のさばき方」!こちらは、ウロコはズリズリとギザギザの歯のうろこ取りで処理して

ハラワタなどの処理は、はさみでチョキチョキして掻きだしています。

勿論、刺身包丁などはないので手のひらサイズのプティナイフなどでおろしていきます。

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随分とSUSHIやSASHIMIもヘルシーな食事としてフランスに根付いてきています。

パリだけではなく、マルセイユにも何軒ものお寿司や刺身を食べさせてくれる店があります。

また、大手スーパーや高級スーパーでは簡単に持ち帰り用のお寿司が買えます。

本屋に行ってもたくさんの日本料理に関する本が出版されています。

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でも、あくまでもレストランで食べる物。一般家庭でお寿司や刺身にして食べる発想は

日本料理が流行ってもまだまだ一般的ではありません。

う~む。当分は自分で魚をおろして、美味しい刺身や寿司を作るしかありませんね。

上手にできるようになったら、またブログにてUPしたいと思います。ご期待を♪

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