No124:モロッコのタクシー事情①~プチタク編~

公開日 : 2019年04月27日
最終更新 :
筆者 : Shiho

モロッコのタクシーの乗り方、何が本当?ということで、今回はタクシーの乗り方についてご紹介します。

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「ぼったくられた!」とか、「私達は○○DHで乗れた!」とか、ブログ記事やインスタ書いている人をなどでよく見ます。いったい、何が本当なのでしょうか?

まず、タクシーにはプチタクシー(小さなタクシー)と、通称プチタクと、グランドタクシー(大きなタクシー)通称グラタクと2種類あります。各街によってタクシーの車体の色が違います。

今回はプチタクシーのご紹介。

プチタクシーとは市内タクシーのことです。各街によってタクシーの初乗りの値段も違います。夜になると夜間料金です。

【参考価格(2018年度)】(初乗り→夜間初乗り)

マラケシュは黄色(1,7DH→2,1DH)

カサブランカ(2,1DH→2,5DH)

ラバト(1,4DH→1,7DH)

しかし、街によっては例えば、エルジャディダは1人10DH。

ベニメラルは1台7DHです。アイナッサルドゥーンという山の上の公園に行くときだけ10DH。夜間は街中も10DHです。

タクシーの色は街で違います。

ラバト・シェフシャウエン→青

カサブランカ・アガディール・フェズ→赤

マラケシュ・べにメラル→黄色

モハメディア→黄緑

メクネス→水色

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タクシーのメーターはステレオの下や、ミラーについていたりと様々。

マラケシュの場合、駅からジャマエルフナまで10DH前後だと思います。新市街のスーパー、カレエデンにあるカルフールまでは7DHです。

ラバトやほか地域はだいたいメーターを使ってくれます。マラケシュやカサブランカの駅や観光地に停まってるタクシーはだいたい使ってくれません。観光客のみなさんが乗る場所が観光地なのでメーターで行くのは難しいですが、乗れると便利にこしたことはないです。カサブランカのモロッコモールはCasa Portの駅からメーターで40Dh前後ですが、なかなかメーターではいってくれません。

タクシーは3人まで乗車可能で、相乗りです。タクシーの止め方は何人乗りたいかを指で出して、行きたい方角を指すのが、モロッコ流。

先ずは、窓越しに行き先を伝え、OKなら乗り込む。空いていても、先客との方向が違う場合は、NOの場合もあります。それぞれの値段がメーターで表示されますが、同じ方向に行くお客さんと一緒なのでたまに、大回りになり値段がかさむときも...(値段を引いてくれる運転手もいる)。さらに、一人も乗っていない場合でも、自分の家の方向と違ったり、モスクの方向と違ったりすると、断られる場合も。ホテルから観光地までタクシーをフロントの人に呼んでもらうのもいいですが、せっかくなので現地のタクシーつかまえてみてください。

モロッコは白タクはいないので、タクシーと書いたものに乗りましょう。車体に番号が書いてあります。タクシーは全て登録してあり、日本のようにたくさんタクシー会社があるわけではないので、車体に書いてある4桁の番号を乗る前に覚えておきましょう。もし、万が一忘れ物とかをすると、戻ってくる可能性があります!

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イスラム教に勧誘されたり、食事に誘われたり...現地の人とのディープなコミュニケーションがあるかもしれません。

マラケシュだと、ちょっと駅や観光地から離れるだけで、メーターを使ってくれるタクシーがたくさんいます。

ぜひ、タクシーにトライしてみてください。

もちろん、日本のように自動ドアではないので自分でドアは開閉しましょう。

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