No61:第19回日本語スピーチコンテスト in morocco
5月12日、第19回日本語スピーチコンテストが首都のラバトで行われました。
初級、中級、上級と3つのクラスに分かれて、全国各地の日本語を学ぶモロッコ人たちが日本語でスピーチをします。
初級は「日本と私」というテーマでした。
アプリを通して日本人と友人になりいつか日本をその友達に日本を案内してほしい。
アニメやj-popを通して日本をもっと知りたいと思った。
どんな方法で日本語を学んでいるか?
優勝した子のスピーチは「スタジオジブリで働きたい。」というテーマで、とても流暢な日本語で、マンガが大好きで、ジブリの魅力を語っていました。
中級と上級のテーマは自由なのですが、上級はスピーチ後、審査員からスピーチの内容から質問されます。
友人の死、日本人からモロッコ人の良さや誇りを教えてもらったこと...皆さんスピーチの内容は覚えてスラスラと完璧でも、自分で話した内容について聞かれてるのになかなか、緊張で返答がしどろもどろ。
優勝した子を見ると、質疑応答がきちんとできたことが勝因かな?と思いました。
スピーチを聞いてモロッコ人が日本語を学びたいと思う理由の最大の理由は、「アニメ」です。
アニメの内容をもっと知りたい!ということをきっかけで学ぶ人たちが多いようです。
ワンピース、ナルト、ドラゴンボール、進撃の巨人、北斗の拳...アラビア語もしくはフランス語吹替でモロッコでも放映されています。
また、もう一つの理由に、モロッコ人は難しい言語に挑戦したいという人が多いようです。
世界で難しいと言われている言語の中で、1番がアラビア語、2番がヘブライ語、3番が日本語だそうです。
このイベントの中で、モロッコ人がステージにたち、日本語の歌や踊りをしたりするんですが、今回はモロッコ在住の日本人もステージに立ち「海の声」を日本語とアラビア語で、「とっとこハム太郎」をアラビア語とダンスで、コンテストを盛り上げてました。
アラビア語の吹替はモロッコ人もみんなで大合唱!
ダンスはみんな携帯で、movieをとるのに必死でした。
今回の審査員の方で、モロッコ元国費留学生の方も審査員に加わっており、今のモロッコ学生に伝えたいこと。ということで、モロッコ人がし日本人に見習うべき多くの点というテーマでお話いたしました。異国で、自分の母国を褒めていただけると嬉しいものですね、
日本イベントというのはモロッコ各地で多く開催されています。
モロッコで、今後もたくさんの日本イベントが行われ、日本をより多くのモロッコ人が知ってくれると嬉しいなと思います。
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