アジアの郷愁・壱: 駄菓子屋ストリート

公開日 : 2014年08月27日
最終更新 :
筆者 : Okada M.A.

マニラの庶民の生活は、昭和の三十年代から四十年代にかけての日本のそれと、驚くほど似ていることがあります。夕方になると、下町の住宅街の通りや路地は、鬼ごっこやメンコやべーゴマにそっくりな遊びに興じる子供達で一杯になり、オカミさん達は赤ん坊をあやしながら井戸端会議に花を咲かせ、仕事から帰ったオヤジさん達はショウギをもちだして安酒を一杯やり始める。そんな風景が当たり前の様にあります。

ここは一つ「アジアの郷愁」と銘打って、そんなノスタルジックな風景をピックアップしてみましょう。昭和の少年であった私などは、そんな風景の中にいると、ふと外国にいることを忘れ、何とも居心地の良い気分になります。

" src=

昭和の少年も、ランニング・シャツに短パンが定番でした。この駄菓子屋に駆け寄って来た時が、実は最も幸せな時間。この後、長時間の目移りが始まります。。。

**

フィリピンの庶民はまだまだ子沢山で、フィリピンの「人口ピラミッド」は、今や少子化で

蓋付の壷の様な型になっている日本と違って、キレイな三角形になっているほど、街には子供が溢れています。デパートやスーパーの子供服売り場やオモチャ売り場は非常に広く、街角には、フィリピン名物のよろず屋である「サリサリ・ストア」とはまた別に、駄菓子屋も数多く見られます。

" src=

特にこの写真の、マニラはマカティ市の下町の通りには、近くに小学校が二校あることもあって、十軒ほどの駄菓子屋(兼文房具屋)が軒を連ねています。私などもこの通りを通りかかると、いい歳をして昭和の「少年心」がムラムラっと頭をもたげてきてしまいます。。。

" src=

品揃えが多ければ多いほど子供達を惹きつける力も強くなる。「カオス」がディスプレイの基本です。鶏のヒナもディスプレイの内で集客に貢献

**

" src=
" src=
" src=
" src=
" src=

**

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。