マニラのスーパーは大規模なモールにある。四月お題
マニラを始めフィリピンのスーパーの日常生活での立ち位置は、日本のそれとはちょっと違います。
フィリピンの代表的なスーパー「SM: シューマート」。
日本でスーパーに行くということは、手軽な値段で生鮮食料品や日常品を買いに行く優先順位が一位で、独立した建物になっているスーパーか、スーパーをメインとした郊外型のショッピング・センターに行く、という人が多いと思いますが、マニラでは、特に生鮮食料品のショッピングなどは、昔の日本の公設市場のような「パレンケ」や、もう少し規模の小さい仮設の店舗の多い「タリパパ」、町内に必ず一つや二つはあるよろず屋の「サリサリ・ストア」などに毎日の買い物は行くことの優先順位が高く、スーパーの多くは、シネマ・コンプレックスやデパートにレストラン街が併設されたような大きなショッピング・モールの中にありますので、ここマニラでは、ちょっと「お出掛け」感覚になります。
庶民の台所の味方「パレンケ」
日本風の感覚としては丁度、デパートに出掛けたついでに、地下の食料品売り場と催物売場に寄って日常品も買って来た、という感覚に近いものがあります。
スーパーの一方の雄「ロビンソンズ」。こちらも大規模なモールにある場合が多い。
また、マニラのショッピング・モールはその規模が非常に大きく、なんと世界の規模の大きいモールのベスト10があれば、必ず二つや三つは入っている程です。
例えば、Wikipediaのベスト10では:
3位: SMメガモール(マニラ・マンダルーヨン市)
4位: SMシティ・ノース・エドゥサ(マニラ・ケソン市)
10位: SMモール・オブ・エイジア(マニラ・パサイ市)
といったような、マニラ在住の私共でさえ、ちょっと驚くようなSMの躍進ぶりです。
(2014年4月現在)
世界第三位の規模の、SMメガモール。当ブログでは二月の「お題: オリンピック」でも登場しました。
なぜこの様な巨大なショッピング・モールがマニラに多いのか、私なりに考えてみたところ、日本や他の大都会では、鉄道の駅前に街が発達することが多いですが、マニラでは鉄道が発達していないので、日本の「駅前のデパートで買い物して、映画を観て、レストラン街に行って食事を採って、明日の食料品をスーパーで買い物する。」という機能が、駅前ではなく、ショッピング・モールにすべて集約された、というコトではないでしょうか。
マニラにお越しの節は、是非その大きさを実感してみて下さい。
SMシティ ノース・エドゥサ
SMモール・オブ・エイジア
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