魚料理 【モルディブ編】
【魚の消費量世界ランキング】なるものをご存じですか??
魚介類の一人あたりの1日の消費量が世界で最も多い国はモルディブとのこと!
昔から漁業が盛んで、さらには食肉を食べる流通ルートが少ないためとの理由があるそうです。
漁業が盛んなローカル島の港には漁船が多く停泊し、漁から戻ってきた漁師達によって魚が売られます。
その魚は新鮮そのもの!
家庭では新鮮な魚をモルディブ風に調理して食べることが多いのですが、魚の消費量世界ランキング1位なる地位を確立しているもう1つの理由が、魚介類の保存技術が発達していること。
その代表格が日本人にとってはお馴染みの【かつお節】なんです!
今回はそんな【モルディブ式かつお節】をご紹介します。
行って来ました!
かつお節製造が盛んな、とあるローカル島。
首都マレからローカル船で片道実に10時間!
かつおが多く獲れるエリアだそうです。
本邦初公開!
モルディブかつお節の作り方。
まずは水揚げされたばかりのカツオをさばきます。
釜ゆでします。
燻します。
そして天日干し。
水分がなくなるまで、じっくり日をかけて乾燥させます。
モルディブではカレーの出汁や、日本でいう佃煮のようなものを作る際によく使われます。
カツオをさばいた際に出た骨や皮、残った身などは、グツグツとひたすら煮込みます。
そうすると。。。魚エキスの出来上がり!
塩は加えられず魚の旨みがギュッ!と凝縮された、日本のしょうゆのような調味料のできあがりです。
現地の料理にちょっと味のパンチが欲しい時、よく添えられます。
そして漁業が盛んなローカル島ならでは、カツオの子&レバーカレー。
さばきたての新鮮な卵と内臓でしか作ることができません。
見た目はちょっと...な珍味料理ですが、本当に絶品!
これを食べるためだけに、片道10時間かけてもまた行きたい!と思わせる美味しさです。
ご多分に漏れず、モルディブのかつお節はお土産の定番。
ローカルマーケットやスーパーで気軽に買うことができます。
モルディブへいらっしゃる際には是非ご賞味ください!
(5月お題"魚料理")
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