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【ぶらりお店探訪】リヨンをモチーフにしたポスターはおみやげにおすすめです!

カテゴリー:ショッピング・雑貨・お土産 / 文化・芸術・美術 / 旅行・ツアー・ホテル / 生活・習慣・マナー / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2021年6月21日

【フランス リヨン便り n°55】


こんにちは。フランスのリヨン在住マダムユキです。
リヨンのみやげにおすすめ! とってもステキなお店をご紹介します。


ある天気のよい土曜日。リヨンの北側に広がるクロワルースの丘の中腹あたりに小さな広場があり、その広場の雰囲気がおしゃれなのでFacebookに投稿する写真を撮影しようとカメラをもって出かけました。


クロワルースの丘へは、リヨン市庁舎やリヨン美術館があるテロー広場の横の道を登っていくのですが、途中で「ディアブル(DIABLE)!」と書かれたお店が目に飛び込んできました。
「あれ、こんなところにお店があったかなあ」、しかも、日本語で「悪魔!」というネーミングなので驚いてウインドーをのぞいてみたら、店内にポスターやカードが並んでいました。
「なに、なに、いったいどんなお店なの」って好奇心が膨らみ、ドアを開けて中に入ってみると、とってもカラフルな色遣いのイラストが所せましと並べられ、「わあ、かわいい!」と思わず声をあげてしまいました。すると、お店の奥から「いらっしゃいませ」と上品なエプロン姿(作業服)のマダムが現れ、あわてて「あの......すみません......とってもすてきな店内なので、写真を撮らせてもらってもいいですか」と尋ねると、「もちろん、構いませんよ」と笑顔で答えてくれました。
「あ、あ、ありがとうございます」とお礼を言って、カバンからカメラを取り出して、店内をゆっくり見渡したら、「わわわあ~、本当にかわいいお店だ」、再び声をあげてしまいました。


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リヨンの風景と動物をモチーフにしたカラフルな色遣いのイラストに目を惹かれました。
「とってもおしゃれなイラストです」と心を込めて伝え、「あなたのデザインですか」と尋ねると、「ええ、そうよ。私はイラストレーターで、姉がグラフィックデザイナーなの。ふたりではじめたお店です。気に入っていただけてうれしいわ」と、素敵な笑顔で答えてくれました。
「リヨンをモチーフにしたイラストがたくさんありますが、お客様は観光客が多いのですか」
「そうね。以前は観光客もいたけど、いまはリヨンや近郊に住んでいる人がプレゼントや記念日のカードを求めて訪ねてきてくれるわ」


お店のオーナーはクレアさんとマリエットさんの姉妹。ひとりがグラフィックデザイナーでひとりがイラストレーター。ふたりが1960年代の活版印刷の技術をいまに伝えたいとアトリエを開いたのが2014年のこと。人間の手による、クラフトマンシップを大切にした作品を生み出しています。


「あ、これはドイツ製のマシンですね」と尋ねると、「そうなの。ハイデルベルグの活版印刷機をご存知? 世界一の品質を誇る印刷機で、手作り感と奥行きのある仕上がりが特徴的なの」


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「すべての作品がここで印刷されているのですか」
「カードなどの小さいものはここで印刷しているわ。媒体の紙にもこだわりがあるの。ほら、和紙に感触が近い紙も使っています。ただ、ポスターのように色の種類が多いものは高度な印刷機が必要なので委託して印刷してもらっています」


写真をご覧ください。60年代の活版印刷機で印刷されたイラストは温かみのあるトーンで見る人の心を和ませくれますね。


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お店の名前が気になったので、「ディアブル(悪魔)って、遊び心で名づけたのですか」と尋ねると、「ディアブルって、元気な子供を愛情をこめてそう呼ぶの。それに、サプライズっていう意味もあるのよ」。
「本当にサプライズでした。とくに、リヨンの風景をモチーフにしたポスターはリヨン観光のおみやげにおすすめですね!」と答えると、「あなた、日本人ですよね。私の父が折り紙が大好きで、小さいときに折り紙で遊んだわ。それが私たち姉妹の手作りという活動の始まりよ。そのころから日本に行ってみたいって夢みていたの。それが2019年に実現したわ。すばらしい旅行でした。日本は古きよきモノを大切にしながら、新しいモノを生み出している国ですね。私たちもそういう姿勢で創作活動をしています。海外旅行ができるようになって、日本人旅行者がリヨンに遊びにくることができるようになったら、ぜひ私たちのお店に立ち寄ってほしいわ。きっと、共感できるものがあると思うの」。
本当にそう思います。北斎や広重の浮絵を彷彿とさせる構図になつかしさを覚えます。


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早く海外旅行ができる日が戻ってくるとよいですね。
引き続き、お身体をご自愛くださいませ。
マダムユキ


追伸:
この日の散歩の目的はクロワルースの丘の中腹にある広場の写真。お店訪問後に目的を果たしました。円形の広場で、中央から空を見上げると広場に面した建物が曲線を描いているのがわかります。


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【お店情報】
Diable ! petite manufacture(ディアブル!プティット・マニュファクチュール)
・住所: 9 rue Saint-Polycarpe 69001 Lyon France
・電話: +33 6 74 58 65 91
・営業時間:火曜日~金曜日 10:00-13:00 14:00-19:00 土曜日 14:30-19:00
・定休日:日曜日、月曜日
・URL: https://diable.bigcartel.com/


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マダムユキさん

リヨン在住20年。リヨン第二大学で美術史専攻。中世からルネサンス期の美術品・絵画・建築を得意とする。ワインとビールが生活の友。フランス現地手配会社を経営する。フランス リヨンの文化・芸術・建築を中心に、リヨン情報をお届けしたい。ツアー情報などのお問い合わせはこちら
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