リヨンの郷土料理店「ブション」おすすめ4選

公開日 : 2018年04月30日
最終更新 :
筆者 : AKINO

フランスの"美食の町"として知られるリヨン。

旅行中に必ず訪れたいのが、この地方独特の郷土料理店Bouchon(ブション)です。

メニューは内臓系料理を中心に、そのほかリヨン風サラダやカワカマスのクネル(白魚のふわふわすり身だんご)など、リヨン名物料理が盛りだくさんです。

これまで食べ歩いた中で、また行きたい!と思った美味しいお店、日本人旅行者におすすめのブションをご紹介します。

1、予約必須の人気店『ダニエル・エ・ドゥニーズ』

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フランス最優秀職人(M.O.F.)の称号を持つシェフJoseph Viola(ジョセフ・ヴィオラ)のお店で、リヨンで最も評価されているブションです。

ここで食べたいのが、2009年世界チャンピオンに輝いたパテ・アン・クルート(Le Pâté en croûte)。簡単に言うと、前菜に食べる肉のペーストのパイ包み焼きです。

古典的なブションは、ボリューム満点のがっつり系ですが、こちらはどの料理も上品で、ほど良いボリュームです。一見レストランのようなエレガントな雰囲気のサンジャン店は、サービスが丁寧で、日本人旅行者に特におすすめです。

本店のクレキ店は、土日が定休日です。土日や予約で満席の時は、旧市街のサンジャン店とクロワルース店を予約してみてください。

ダニエル&ドゥニーズ(Daniel et Denise)住所 156, rue de Créqui 69003 Lyon営業時間 12h - 14h、19h - 22h定休日 土・日

2、ブションらしい雰囲気を体験するなら『ル・ガレ』

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オペラ座のすぐ隣にある「ル・ガレ」は、リヨンが舞台のNHKフランス語講座の第10課で登場したお店。夜は居心地のいい賑やかさで、ブションらしい雰囲気を体験できます。

伝統的なブション料理が揃っているので、名物のトリップのパン粉焼きのタブリエ・ド・サプール(Tablier de sapeur)、腸の腸詰めのアンドゥイエット(andouillettes), 子牛の頭のテット・ド・ヴォー(tête de veau)など、内臓系料理食べたい人におすすめです。

ル・ガレ(Le Garet)所在地 7 Rue du Garet, 69001 Lyon営業時間 12h - 13h30、19h30 - 21h30定休日 土・日

3、日曜日も営業!旧市街のおすすめブション「レ・リヨネ」

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観光客向けのレストランがたくさんある旧市街で、どのブションへ行こうか迷った時は、ここ。

メイン通りから路地に入った、フルヴィエールの丘の麓の坂道にあります。英語メニューがあって、観光客の対応にも慣れています。

このお店で食べたいおすすめ料理は、ポーチドエッグの赤ワインソースのウッフ・アン・ムレット(Oeufs en meurette)。酸味のある赤ワインソースに、ナイフを入れるととろ~り黄身が出てくるポーチドエッグがのって、ワインと相性抜群です。レ・リヨネのウッフ・アン・ムレットは、赤ワインソースが得意でない人にも食べやすくて、美味しいです。

レ・リヨネ(Les Lyonnnais)所在地 19, rue de la Bombarde 69005 Lyon営業時間 12h00-15h30、19h-23h30 ※日曜は、ランチのみ営業。定休日 月曜日

4、一番のお気に入り!リヨン中央市場の「ル・レスト・アル」

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リヨン中央市場のスパイス専門店の隣にあるブション。カウンターバーの隣に、テーブル席が数個だけの小さなお店ですが、ご安心を。お店の隣の通路脇と二階にも席があります。

調理の見た目はシンプルなんだけど、味はどれも「美味しい!」の一言につきます。秘密にしておきたいお気に入り店です。ベシャメルソースやクネルなど、ソースが美味しいので、グラタン系はぜひ食べてみてください。サックっと大きな大きなカツレツなど、内臓系以外の肉料理もいろいろあります。

お皿がコンパクトなので、テーブルに並べてシェアして楽しめます。ただし、料理のボリュームはあるので、頼みすぎには注意。とりあえず一人一皿で選びましょう。

ル・レスト・アル(Le Resto Halles)所在地 102 Cours Lafayette, 69003 Lyon営業時間 9h-20h定休日 日・月

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