ルクセンブルクで有名な乳製品メーカー"LUXLAIT"

公開日 : 2020年06月21日
最終更新 :
筆者 : su_moien

Moien!

ルクセンブルクはここ1週間ほど天気もよく夏日のような日が続いています。

朝晩はすこし冷え込みますが太陽が高く昇ってくると日差しも強くサングラスなしではまぶしいくらいです。

マスクにサングラスというかなり怪しいスタイルにはなりますが、こちらではそのような姿で買い物に行くのが見慣れたスタイルになってきました。

さて、今日はちょっとミルク製品についてのお話。

ルクセンブルクを含めヨーロッパの方はチーズが本当に大好き。

レストランに行けばデザートの前にワインと一緒にいろいろなチーズを楽しんだり、スーパーでも牛やヤギ、羊などのさまざまなタイプのチーズが山のように売っています。

チーズ以外にも乳製品の種類が多くサワークリームのようなCrème fraîcheやCrème fraîche épaisse、ヨーグルトもさまざまなフレーバーがたくさんあります。

Crème fraîcheやCrème épaisseは日本ではほとんど見かけないですが、サワークリームのようなほのかな酸味があり、épaisseのほうがfraîcheより少し固めで、ヨーグルトのような固形状のクリームです。

こちらの国ではかなり一般的なものなのでスープの中心に乗せたり、バゲットにディップしたりフルーツと一緒に食べたりといろいろな用途で使われています。

ちなみにこれをまぜて作るチーズケーキもおいしいです。

そして生クリームはCrème fraiche liquideと呼ばれていて日本との違いは乳成分量。

こちらは33%が主流で、日本のものは43%と濃いめ。普通に泡立てても日本のものよりも、かなり軽めになるのでショートケーキを作るようなしっかりとした生クリームを作るには専用の粉を入れないとできないのです。

でもその軽さがよくて、私はロールケーキを作るときはこちらの生クリームで作るほうが好きかなって個人的に思っています。

こちらに移住する前はあまり乳製品を取らなかった私ですが、初めて牛乳を飲んだときにそのおいしさに感動して今では、朝はコーヒーに牛乳をたっぷり入れてカフェオレにしたりバナナジュースにしたりと楽しんでいます。

特にお気に入りのメーカーがLUXLAIT。

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牛乳はほのかな甘みがあってぐびぐび飲めてしまい、バターも日本に比べて濃厚です。

こんなにおいしい乳製品をどうやって作っているんだろうと気になってLUXLAITの工場見学に行ってきました。

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広い草原の中にあるLUXLAIT工場。かわいい牛さんがお出迎え。

見学の案内受付をして白衣に着替えて工場見学を開始(内部は写真NGでしたのですみません)。

LUXLAITは今から125年前に創業している歴史ある工場で、国内の約350ヵ所で大切に育てられている2万2000頭の牛から絞った新鮮な牛乳が毎日、工場に運ばれさまざまな製品に生まれ変わっています。

その量は年間1億6000万リットル!!

徹底した清潔管理の中で乳製品を作りロボットを使用して選別や配送をしており、毎日1500の商品の品質チェックを行っているそうです。

そして驚いたのがトルコへの輸出量。

乳製品の65%を輸出しているそうです。国内では35%しか使われていないそうです。

やはり人口が少ないからですかね。

そして工場の上にはレストランもあり、テラス席は眺めもよくてとってもおすすめです。

見学が終わると子供が遊べる乳製品のクイズやゲームがあり遊びながら勉強できる感じで楽しそうでした。

自分も交じって遊んでみましたがなかなか難しい......。

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スーパーでもよく見かけるLUXLAIT商品。

レストランで出されるROSEバターもおいしいですし、もしご旅行中にスーパーでLUXLAIT商品を見かけたらぜひ試してみてください。

ちなみに私の最近のお気に入りのヨーグルトは柚子フレーバーのものです。

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※工場見学はコロナパンデミック前の2019年夏に訪問しました。

現在状況が変わっていることもありますのでもし訪れるようであればウェブサイトなどで詳細の確認をよろしくお願いいたします。

▲ツアーについての紹介(英語・フランス語が時間で区分されています)

▲LUXLAIT

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