No. 266: .....and the Emmy goes to.....

公開日 : 2016年05月08日
最終更新 :

こんにちは。

今日は私の大切な、そして先週お昼部門のエミー賞を受賞した友人の、彼女の映画、そしてお祝いをしたレストランのお話をさせてください。

私の知っている限りの彼女の人生は"人に貢献をする"がモットーとなっています。彼女には2人の子供がいますが、2人とも元は自分の子供ではなくアダプションした子供たちとなります。彼女はアメリカ人ですが、子供たちは中国、そして韓国の子供たちです。2人ともが高校に入った時期から"お母さん"という役割が広がりました。2人の子供のお母さんだけではなく周りの、アメリカ国内の偏見をもたれている子供たち、そして恵まれない国の子供たちに貢献するために何かを始めたい、、、そんな生活を彼女は始めました。

そして彼女の長年の貢献、そして努力が花を咲かせました。彼女が携わったプロジェクトの一つが今回テレビ番組対象のオスカーと匹敵するエミー賞受賞となりました。もともとは映画なのですが、それを60分に納まるように短くし、テレビで流し多くの注目を浴びました。映画の名前は "Matt Shepard is a Friend of Mine" 実際に起こった話をマットの高校時代の友人が脚本を書き、監督しました。

1980年代、未だ未だアメリカも保守的な時代でした。そして保守的な州で起こった悲惨な事件。ゲイというだけで死にかけるまで殴られ、そして辺鄙な場所に置き去りにされたマット。運良くサイクリングをしている人に発見されましたが、6日後に病院で息を引き取りました。彼の最後の言葉はご両親への"I love you" 、そしてご両親は病院からの記者会見で病院の代表を通して "今晩家に帰ったらお願いだから子供を抱きしめて愛していると言ってあげてください" でした。マットの死はゲイへの差別の問題のみではなく、色々な面での差別を考えさせられる事件となりました。後にオバマ大統領時代に差別への法律が厳しくなりました。これもマットの死の貢献です。今日本でもLBGTへの理解を深める努力がされているようですね。東京では今週末プライド祭が行われているとか。

さて、、、、お祝い事なのですが、悲しいお話でもあり、考えさせられるお話でもあります。ですので、ちょっとお祝をしたレストランの話を追加で書きたいと思います。友人が泊まっていたホテルの近くのロスアンジェルスのダウンタウンでお昼となりました。レストランはフェイス・アンド・フラワー (Faith & Flower) と言いダウンタウンのどんどん新しくトレンドとなっているレストランがある場所に位置しています。メニューはブランチ物を選び、ファミリースタイルと呼ばれるテーブルの真ん中にご飯が置かれ、皆でつつく感じで楽しめる、でもオシャレなレストランでした。当日のスペシャルなロゼのスパークリング・ワインも1本いただきましたが、それでも1人30ドル強で美味しいご飯を頂けました。

まず友人のエミー賞受賞者、リンダと私です。

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レストランでのご飯と内装。卵料理、ケールのサラダ、ワッフル、きのこのピザ、そしてデザートはイチゴとルーバーブのケーキとなります。

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私の尊敬する友人の活躍、世界に貢献する彼女のたくましい姿に刺激されました。私もヒュマニタリアン・ワークをする一人、、、これからもどんどんと世界を平和にする運動を進めていきたいと思います。

映画に興味がある方は下記の公式サイトをご覧ください。

レストランの情報は下記となります。

ではまた。

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