サマータイム(夏時間)について

公開日 : 2006年09月15日
最終更新 :

サマータイムについて、このBLOGの読者の方からご質問があったので、今回はもうすぐ終わってしまう(涙)、サマータイムについて書いてみたいと思います。

サマータイムは、アメリカではDaylight Saving Time と呼ばれており、1986〜2006年までの間は、4月の最初の日曜日にはじまり、10月の最後の日曜日(今年は10月29日午前2時に切替)までをサマータイムとしてきましたが、来年2007年からは3月の第2日曜日スタート、11月の第1日曜日に変更となります。

Daylight Saving Timeは、アメリカ全州で行われているわけではなく、アリゾナ、ハワイでは行われていません。また北米では、カナダの一部の地域で採用されています。

毎年Daylight Saving Timeがスタートする時には、1時間時計を進め(例:朝7時を8時にする)、1時間損した気になりますが、終了時には1時間時計を遅らせる(例:朝7時を6時にする)ので、サマータイムが終わる時には1時間余分に睡眠がとれます。

公的にはトラブルを避けるため、深夜2時に時間を切り替えていますが、一般の人々は夜寝る前に時計を変更し、起きたら自然に変わっているというようにして生活しています(毎年ニュースで「寝る前に時計を変えるのを忘れないように!」とのアナウンスがあります)。ケーブルテレビの時刻表、コンピュータ、携帯電話などは勝手に切り替わるよう作られているので、実際に混乱というのはとても起こりにくいです。

サマータイムの良い点は、夏は1時間早く起きるせいで、夕方が遅い時間まで明るくなり、夏の涼しい夕べを楽しむことができる点です(夜8時くらいまで明るいため、散歩やジョギング、庭でのBBQなどにぴったり)。そのかわり、サマータイムが終わった後は、突然夕方6時くらいでも真っ暗になるような気がして、私は毎年このギャップに泣かされます。

ちなみにサマータイムというのはイギリス英語で、アメリカでもこれでも通じますが、一瞬「あれ?」という顔をされた後、「あ〜Daylight Saving Timeね」と言い直されます。

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