モロッコでも限られた邸宅型の宿、リヤド

公開日 : 2019年01月13日
最終更新 :

今回モロッコの旅では、リヤド Riad に泊まる事も外せない項目の一つでした。リヤドとは、わかりやすく言えば、家族でやっている民宿のようなものです。ただし、元々は裕福な家庭が自宅として住んでいた邸宅なので、いわゆる日本の民宿よりも豪華で高級感に溢れています。

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場所がわかりにくい

リヤドはモロッコでも何処にでもある訳ではなく、マラケシュやフィズの旧市街に多いです。大抵は城壁のような壁で囲まれた、迷路のような街中にあるので、交通機関で辿り着けるのは、城壁の入り口までです。そこからは、宿のスタッフがリアカーで荷物を運んでくれました。初めての場合、自力では到底辿り着けません!

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スタッフとの距離が近い

宿に着けばスタッフが自己紹介をしてくれ、チェックインもそこそこに、ウチの子供達と一緒に写真を撮りだしました。ひとしきり記念撮影をした後に、ようやく部屋への案内となりました。その後も会えば気さくに話しかけてくれ、皆とってもフレンドリーです。

モロッコスタイルの室内

ファミリータイプの部屋にはロフトがついており、綺麗にデコレートされたバスタオルやバラの花びらが、リゾート風です。バスルームには扉もなく、アメニティはシャンプーとボディソープ、綿棒のみと限られていますが、専門店から取り寄せているというこれらはお香の香りがして、とてもいい匂いです。排水はやはりイマイチですが、トイレはしっかり流れます。

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そのトイレもこの可愛さで、部屋の清掃もホテルと同様に、毎日完璧に仕上げてくれます。タオルの分厚さと大きさも、贅沢過ぎるくらいの質で文句なしです。

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中庭で優雅に朝食を

リヤドとは、アラビア語で「植物のある庭」の意で、中庭がある事が大きな特徴です。朝食は、その緑豊かな中庭でとる事ができます。搾りたてのオレンジジュースにフルーツヨーグルト、数種類のパンやケーキ、そしてジャムなど、決して品数は多くありませんが、そのどれもが手作りである事に驚きます。マーマレードはオレンジの塊がところどころに残っているのが美味しく、コーヒーに添えられるミルクは、なんと温められています!

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屋上にはカフェを兼ねたテラスがあり、宿泊客はここで寛ぐ事もできます。冬とはいえ、柔らかな日差しが降り注ぎ、リゾート気分満載なのが私好みです。

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Riad Chorfa住所: 6 Derb Chorfa Elkebir, Medina, 40000 Marrakech, Moroccoアクセス: マラケシュ空港より有料送迎ありURL: https://www.riad-chorfa.com/en/

筆者

イギリス特派員

パーリーメイ

2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。

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