Yes I can! ラディソン ブルー ロイヤルホテル ダブリン

公開日 : 2018年11月11日
最終更新 :

ダブリンで宿泊したラディソン ブルー ロイヤル Radisson Blu Royal は、八つのブランドを有するラディソン ホテル グループ(RHG)の中でもハイグレードです。設備サービスは五つ星レベルに近く、これまでのラディソンへのイメージが180度覆されました。

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表題のYes I can! というスローガン、何処かでよく聞いた懐かしい響きですが、それもそのはず、ラディソンは元々はスカンジナビア航空のホテル部門として誕生しましたが、近年は以前より提携を重ねていた、アメリカのカールソン カンパニーズが運営していました。更に現在では、HNAツーリズムという中国の企業が RHG を率いていますが、ラディソン ブルーはそのアメリカンなスローガンそのままに、想像を超えるサービスを提供してくれました。

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セルフ式のレモン水とクッキーが常時、受付横のカウンターに設置されています。エレベーターはルームキーを挿し込まないとボタンを押せず、更に客室が連なる廊下へも分厚いオートロック式のドアがあり、そこでもキーを挿し込むのでセキュリティにはかなり気を遣っています。

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部屋はキングベッドが一つに、簡易ベッドにもなるソファセットが一つ。冷蔵庫はありませんでしたが、ティーセット以外に普通のグラスとワイングラスもしっかりあり、また、バスルームが充実していました。シャワーブースとバスタブの両方があるので、お湯を溜めるのにとても都合が良く、久し振りに湯船を堪能しました。シャワーヘッドは普通の物と、天井吊り下げのレインシャワーの両方があります。水捌けまでは完璧とは言えませんでしたが、水圧は素晴らしく、更に感心したのが、温度も予め適温にセットされていた事です。天井から熱湯が降ってきたら危ないですし、冷水でも困るのでとても親切です。アメニティはコンディショナー、石鹸、コットンパッドと綿棒もついたフルセットです。

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朝食はビュッフェ形式で、ハイグレードの証、オムレツをオーダーできます。席に着くと紅茶かコーヒーを頼めますが、驚くのがコーヒーでもかなりタップリ入った銀色のポットを、一人分でも持ってきてくれ太っ腹です。更にカフェオレ、カプチーノといったコーヒーも追加でオーダー可能だったのはポイント高しです。個人的にはワッフルとクロワッサンが、ホテルビュッフェの良し悪しを左右する重要なアイテムと勝手に定義しているのですが、クロワッサンは歯応えは良いですが、バター味に欠けました。その点ワッフルは、出来立てではないにもかかわらず、ワッフル自体にシュガーコーティングがされており、楕円という形もユニークで高評価でした。

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部屋に戻ると清掃が入っており、バスタオルは再利用しようと干していたにも関わらず、二枚分は新品も置かれてあり、アメニティも最近はあまり補充してくれないホテルが多い中、さすがのハイスタンダード、きっちり来た日と同じ状態に補充されていました。何事もエコが声高に叫ばれる昨今なので、浪費したい訳ではないですが、企業としてはそれを隠れ蓑にした、単なるコストカットに見えなくもないので、こういった典型的なホテルの過剰サービスは、懐かしくテンションが上がります。トイレットペーパーも、かつてない程の巻きの多さで安心の予備つき。

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そして何より感激したのが、本来一本しかないはずの付属のボールペンが二本に増えていた事です。と言うのも、ホテルのメモ帳に息子が自分と妹の名前を書いていたのですが、スタッフの方はきっとそれを見て、子供達二人分のペンを新たに追加してくれたのだと思われます。このきめ細やかなアジア的おもてなし!イギリスでは客を客とみなさないかのようなサービスが結構あるので、余計こちらのホテルのきめ細やかさが際立ちました。

Radisson Blu Hotel Dublin

住所: Golden Lane 8 Dublin Ireland

アクセス: 空港から路線バス747番で Christchurch Cathedral 停留所下車。徒歩10分

筆者

イギリス特派員

パーリーメイ

2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。

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