紺碧のダブリンマラソン
アイルランドはイギリス以上に鬱々とした曇り空が拡がる、暗〜いイメージしかなかったのですが、滞在中は本当に綺麗な晴天に恵まれ、今回のメインイベントである、旦那のダブリンマラソン大会参加中も、防寒バッチリにする必要のない程暖かな日でした。もっとも、どう見ても降りそうにない様子でも、次の瞬間土砂降り、ヒョウまで降る事が一度や二度ではなく、そこはやはりイギリスと同じでしたが。
マラソン大会参加者が当日つけるゼッケンは、通常事前に郵送されてくる場合が多いのですが、ダブリンマラソンはヨーロッパで4番目に大きい規模と言われているだけあって、大会前日に運営会場まで取りに行く必要があります。
RDS メインアリーナ Main Arena という会場で、ただ事務的に必要なグッズを手渡されるだけかと思っていたら、着いてみてビックリ。各スポンサー企業によるブースが設けられていて、試食用サンプルが多数配られていたり、子供用に風船やフェイスペインティングのコーナーを設けていたりと、同伴した家族も楽しめるイベントと化していました。
肝心のエントリーですが、スタッフがとても暖かく、初参加者には周囲へ大声で周知し、拍手と声援で激励してくれます。
そして大会当日、予想はしていましたがゴール付近の沿道は応援者で溢れ、最前列で観る事は出来ませんでしたが、背伸びしながら携帯を構え、何とか旦那の勇姿をカメラに収める事に成功しました。
前日に打ち合わせていた、旦那との合流地点が交通封鎖されており、どうしたものかと困りましたが、スタッフに教えられた通り迂回して解散場所に向けて歩き始めました。
携帯回線もWi-Fiも繋がっていない状態で、無事合流出来るか定かではなく、まるで一昔前の携帯のない時代か、更に大袈裟に言えば戦時中に生き別れた亭主を探す家族のような、心許ない心境になりました。
しかし、そんな映画のヒロインのような気分に浸るのも束の間、結構アッサリ見つけられ、その後は勝利?健闘の盃を交わしました。
SSE AIRTRICITY DUBLIN MARATHON
URL: http://sseairtricitydublinmarathon.ie/
筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
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