ロンドンバスの運転手、新型コロナウイルスで20名死亡にともなうバス乗降方法の変更点
ロンドンで、すでに20名のバスの運転手らが新型コロナウイルスによって亡くなられた事態を受け、TfL(Transport for London、ロンドン交通局)はバスの運転手を守る新たな措置を発表しました。
今までバスへの乗降は前方・中央・後方それぞれの乗車口で「オイスターカード」と呼ばれる非接触型カードをかざす仕組みでしたが、本日2020年4月20日からは運転手に近い前方のドアが閉鎖され、中部のドアを使って乗降すること。そしてバスと駅および停留所に新しい清浄システムを導入すると発表されました。
現在すでに運転席に一番近い前部の座席にはロープが張られ使用禁止となっており、運転席は透明のアクリル板で仕切られています。バスは本数を減らして運行を継続していますが、ロックダウン前はいつも満員だった2階建てのバスも、現在はほぼ人が乗っていない状況です。
英国最大の労働組合Unite(ユナイト)は、ロンドンバス運転手を偲び1分間の黙とうを実施しました。2万人のロンドンバス運転手や、ほかの交通機関の職員に対してもさらなる措置を要求しています。
新型ウイルスに伴う、バスの乗降方法についてお伝えしました。
筆者
特派員
ふじはる
おいしい香港グルメを求め日々を過ごしています。
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