11月5日はボンファイヤーナイト!どんなイベント?

公開日 : 2021年11月05日
最終更新 :

毎年11月5日、英国のいたるところでたくさんの花火が打ち上がります。

このボンファイヤーナイト、別の名を「Guy Fawkes Night」といい、毎年盛大に楽しまれています。

本日はそんな気になるボンファイヤーナイトについて、徹底解説していきます!

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ボンファイヤーナイトってどんなイベント?

ボンファイヤーナイトとは、UKで毎年11月5日に行われる、花火のイベント。

市町村が主体となり、各地で盛大に花火が打ち上げられます。

なぜ11月5日に花火......?

その由来は1605年までさかのぼります。

1605年11月5日、Gunpowder Plotという団体の一員であるGuy Fawkes氏が、国会議事堂を爆破しようと企みました。

しかし、英国会議事堂(House of Lords)のもとに火薬を敷いたところで見つかり、逮捕。

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Guy Fawkes氏の作戦は失敗に終わり、無事に英国会議事堂の平和は保たれました。

「Guy Fawkes night」は、この一連の騒動を忘れないために設定された記念日なのです。

この日を忘れないために作られた歌まであります。

"Remember, remember the fifth of November,

Gunpowder treason and plot.

We see no reason

Why gunpowder treason

Should ever be forgot!"

火薬で爆破されそうになった、あの11月5日を絶対に忘れるな!

みたいな感じの歌です。

子供から大人まで、イギリス国民に広く知られており、11月5日の花火の音を聞くと思い出される伝統的な歌です。

ちなみに2番以降もあるようですが、知っている人のほうが少ないようです。

いまや、花火を楽しむためのいい理由になっている、あの日のGuy Fawkes氏の爆破作戦。

しかし歴史を重んじる英国では、そのイベントの裏にある歴史もしっかり大切にされています。

11月5日だけでなく、前後1~2日で行われるエリアもありますので、11月上旬はボンファイヤーナイトに参加して花火を楽しんでみるのもいいかもしれません。

各地域で行われる日程が異なり、観覧のためのチケットも用意されています。

気になる方は、ぜひ「Bonfire Night 地域名」でぜひ検索してみてくださいね。

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