自然史博物館の新キャラ登場!クジラの「ホープ」です

公開日 : 2017年09月09日
最終更新 :
筆者 : 小野雅子

今年の春、上野の国立科学博物館で初の海外出展をし、日本でも知名度が高まったイギリスの自然史博物館。でも所蔵品数8000万点をも有するので、日本では見れなかった物もまだまだ沢山ありますよ!

1arunh5.jpg

「だから是非、ロンドンに来たらお寄り下さいね~♪」って看板クジラの「ホープ」も言ってます。笑 このシロナガスクジラ骨格は、先月メインホールの花形展示という栄えあるポジションに移動しました。

1arunh1.jpg

その半年前まで長年ここのアイドル的存在だったのは、ディプロドカス化石の鋳型レプリカ・通称「ディッピー」でした。でもスコットランド系アメリカ人億万長者カーネギー氏が、それを英国王エドワード7世に贈呈したのは100年以上も昔のこと。

1arunh3.jpg

時代が変われば博物館も変わらなくっちゃ!という改革プロジェクトの一つとして、まだ絶滅していない種の保護を呼びかける事が大きなテーマになりました。自然保護によって存続可能、という希望の「ホープ」と名付けられたシロナガスクジラ骨格。もちろんディッピー君に劣らない、強烈な存在感もバッチリですね。

1arunh2.jpg

入場は無料、でも週末や学校の休暇中は混みあうため行列が長いことが多いので、平日の午前中(10時㏂開館)に行くのがベストです。

1arunh4.jpg

入口でバッグ等の持ち物検査を受けてから、いざ入場!すると、ガパーっと大きな受け口を開けてお出迎えしてくれますよ♪

1arunh6.jpg

クジラの中で最も大きいシロナガスクジラ。この「ホープ」は25メートル以上あるので、全体像を写真に収めるのには技術が要りそう。でも迫力と躍動感ある姿は、凄くインパクトがあります。

1arunh8.jpg

動物・植物・鉱石など展示品のバラエティも豊富なので、興味のある分野を見るだけでも充分に楽しめるでしょう。貴方も「ホープ」に会いに来て下さいね!

1arunh7.jpg

筆者

イギリス特派員

小野雅子

在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。