「不思議の国のアリス」150周年を迎える

公開日 : 2012年06月20日
最終更新 :
筆者 : R. Andrews

最近ミュージカル「マチルダ」を観たのがきっかけで(この話は次回ゆっくり)、英国の児童文学に興味を持つようになりました。代表的な作品と言えば、世界的に知られる「不思議の国のアリス」。実は今年、この物語が初めて語られてから150周年を迎え、生誕の地オックスフォードでは、7月7日(土)、8日(日)に様々なイベントが予定されています。

「物語が初めて語られてから」という少し回りくどい言い方をしたのには、わけがあります。オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジで数学を教えていた作者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンは、今からちょうど150年前の1862年7月、大学の寮長の娘アリス・リデルらとボート遊びをしていました。その時に、即興でアリスを主人公にしたお話を作って聞かせたのが始まりと言われています。この物語は少女たちのお気に入りとなり、後にチャールズは、ルイス・キャロルのペンネームで「不思議の国のアリス」を出版。世界中でベストセラーとなったのです。

今回の150周年記念イベントでは、クライストチャーチ・カレッジで、普段は公開されていないルイス・キャロルの部屋をルートに含んだトレジャーハントや大学所蔵のサルバトーレ・ダリによるアリスのイラスト展示など、子どもも大人も楽しめそうな様々な行事が予定されています。興味のある方、ぜひこの機会にオックスフォードを訪れてみてはいかがでしょうか?

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Story Museum

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