テムズ河クルーズで漫談を楽しむ
ここ最近ははっきりしない天気が続いてロンドンでしたが、今日は久しぶりに晴れ間が覗いていました。こんな日にお勧めなのがテムズ河のクルーズです。
区間や季節にもよるのですが、大体3ポンド(約720円)ほどの料金を払えばこのクルーズに乗船できて、テムズ河の美しい景色が見られるのはもちろんのこと、この河にまつわる数々のおもしろエピソードを聞くことができます。その内容は、遠い昔にテムズ河が凍った時の話、「ロンドン・ブリッジ落ちた」の歌の歴史的意味、河岸に立つビルの建築工事のトラブルなどなど。これらのネタをいわゆる漫談口調でユーモアたっぷりに語ります。
私が今回乗った「City Cruise」ではかつて専門のガイドさんが案内していたようなのですが、会社の経営方針によって数年前にこのガイドが廃止されてしまいました。そこで立ち上がったのがクルーズの操縦士たち。「河の歴史ならば俺たちの方がよく知っている」ということで、自発的にマイクを握ってガイドを務めるようになったのです。
そんなボランティア精神が称えられて、クルーズ終了後に乗客からたくさんの寄付金を集めていた彼ら操縦士たち。夏に向けて、彼らが活躍する機会が増えそうです。
City Cruises
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