現代美術の奥深さ
ロンドンは、芸術の街でもあります。テーマ・パークやゲーム・センターに代表される娯楽施設のバラエティが大都市にしては少ない分、オペラ、バレエ、ミュージカルから近代絵画といった日本ではちょっと敷居が高く感じられる諸々の「芸術」をかなり身近に感じることができます。
今回は、現代美術について。ロンドンではテート・モダンがコレクションの豊富さと企画展の多様さで圧倒的に有名ですが、他にも市内のありとあらゆるところに現代美術館が乱立しています。それら現代美術館に行くと、奥深いというかハチャメチャというか、不可解な作品に必ずといっていいほど出会うんですね。思わず目をパチクリしたり、鼻で笑ってしまったり、しかるべき反応があると思うのですが、周りの鑑賞者の様子を見ると、意味深に「フーン」とうなっている人たちが結構いるのです。渡英してまだ数カ月の頃は、イギリス人たちは奥深い鑑賞眼を持っている、自分にはまだその美術的教養が欠けているとコンプレックスに感じて、いくつもの現代美術館に通ったものです。
ただ概して小さいお子さんはこの現代美術に余り興味を持たないみたいですね。写真はロンドン東部にある小さな現代美術館ホワイト・キューブの館内。だだっ広い地面は、ゴロ寝スペースと化していました。
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