日本人的正しいパブの楽しみ方

公開日 : 2006年08月26日
最終更新 :
パブで一杯.jpg

どんな小さな村にも必ずパブがあると言われているイギリス、もはやパブはイギリス最大の文化と言っても過言ではありません。

さて、そんなパブですが楽しみ方はとても簡単。まずはどこでも良いので目についたパブに飛び込むこと。できれば地元の人たちで賑わっているパブが雰囲気も楽しめてよいと思います。店に入って目につくのは席が空いていても立ったまま飲んでいる人が多いこと。しかしそこは正しい日本人としてまずは空いている席を確保しましょう。

席を確保したら飲み物を頼みにカウンターへ。最近はワインの品揃えに力を入れているパブも多いですがやっぱり楽しみたいのはビールですね。ビールはいろんな種類があって何を頼めばよいのか迷いますが、まずは日本でもおなじみのラガービールが喉越しもスッキリしていてお勧め。ラガービールも数種類品揃えされているのが普通。ステラ、カーリング、フォスター、カールスバーグといったところがメジャーなブランドです。お店にもよりますが1パイントで2.5ポンド前後が相場でしょうか(ステラは少し高め)。

もう少しスッキリした飲み物、またはお酒はあまり強くない方にはシャンディはいかがでしょうか。ビールとレモネードのハーフ&ハーフ。お好みでレモネード多めなんて注文も可能です。同僚のイギリス人のお気に入りの飲み方は「トップ」。これはビールの上から少しだけレモネードを「注いでかぶせる」飲み方。レモネードの爽やかな香りとほのかな甘味が楽しめます。日本ではあまり知られていない飲み方ですね。銘柄を指定してステラトップ、フォスタートップというように注文します。

イギリスのビールと言えばエールやビターが有名です。ラガーの爽快感はないので最初は戸惑いますが飲むにつれうまさが感じられる「クセになる」ビールです。少し酸味があり炭酸も少なく、ごくごく飲むビールではありません。昔は常温で飲むとされていましたが近年はラガー同様冷やして飲むのが主流です。地ビールが多いのも特徴でロンドンではロンドンプライド、ジョンスミスといったブランドがお勧め。日本人にはじっくりと飲む2杯目以降に適していると思います。イギリスを離れた元在住者が一番初めに恋しくなるのがこのエール。

他にもギネスに代表されるスタウト(黒ビール)があります。いままで紹介したビールはいずれも樽生のビールになりますが注ぎ口にビールの銘柄が示されているので迷うことはないと思います。

地方に出掛けた時は昼食や午後の休憩などにも活躍するパブ。イギリス滞在中にお気に入りのパブを見つけることができると旅が少し楽しくなるような気がします。

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