スロベニアでの新型コロナウイルス
今、世界中で新型コロナウイルスの脅威が報道されています。
ここスロベニアでも感染者が確認されてしまいました。そう聞くとネガティブな印象を持たれる方が多いかもしれませんが、必ずしもそうではないと思います。少しですが、スロベニアの状況をお伝えしたいと思います。
\t\n |
____________________________________
_________________________
______________________
スロベニアではアジア人差別はありません!
感染者が出てしまっていますが、良識ある人々は見た目がアジア人だからといって罵声を浴びせたり、怖がったりされることは一切ありません。各自が感染しないように、また風邪などを移さないように気をつければ大丈夫です。町を歩くのに、ネガティブな気持ちを持たなくて大丈夫です。
また個人的意見ですが、こういう報道が出たら基本的な手洗いや咳をするときは手で顔を隠すなどのエチケット、自分から移さないようにまたは感染を防ぐようなことをやらないといけないと思います。ヨーロッパの人はマスクをして歩くのは稀で、そういう意味で少し他者の気遣いに少し欠けてるところがあるので(風邪の兆候がある方のマスク着用に対してです)、一概に他者のせいにしてはいけないんですよね。みんなで防いでいくことが大事だと思います。
____________________________________
_________________________
______________________
スロベニアで死者または重症患者は出ていません!
2020年3月6日の時点で感染者は6名。最初の感染者と確認されたのはリュブリャナ在住の男性でした。友人と一緒にモロッコへモーターサイクル旅行に行って来て、2月下旬にイタリアの空港についたあと、シャトルバスでスロベニアに到着したとのこと。しかし、旅行中ケガをしたらしくそれを診察しに行ったところ感染が確認されました。そのあと一緒に旅をしたお友達、ご家族の方も検査をすることになり、数人が感染していたというわけです。
しかし、彼は重症患者とは認定されておりません。そしていまだにスロベニアでは新型コロナウイルスによる死者は出ていないのです。しかしながら、隣国イタリアの状況は深刻ですのでさまざまなイタリアアーティストによるイベント、コンサートはキャンセルとなっている状況なんです。
____________________________________
_________________________
______________________
最後に。スロベニアでは毎年一定数の方がインフルエンザやウイルス性の病気で亡くなっていて、新型コロナウイルスを特別視して過剰報道しているということはありません。対策はいたってシンプルだと心得ているからです!
____________________________________
_________________________
______________________
20秒間石けんをつけて手を洗う咳をするときはティッシュや肘で顔を覆うようにして行い、菌の飛び散りを防ぐ鼻などをかんで使用したティッシュは速やかに捨てる手を洗う前に顔を触らない
____________________________________
_________________________
______________________
といったことに気をつけている人が増えているなと思いました。
2020年は海外旅行を控えようかな、と思っている方も多いかもしれませんが、今のところスロベニアは安全です。
筆者
スロベニア特派員
菊地 由貴
スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。