お勧めの写真展: Galerija Jakopič
ゴールデンウィークが近づいてきましたね。スロベニアにご旅行予定の皆さん、そしてアートが好きな人にオススメのギャラリーがありますので、今日はそれを紹介します。
それはGalerija Japopičです。このギャラリーは、スロベニアまたは海外のアーティストの現代アート作品を展示しています。一つの展示は約2ヶ月続きます。今回の作品は、イタリアのトリエステ生まれのフォトグラファー、Mario Magajnaさんの作品です。
トリエステはスロベニア人にとっても馴染みがある場所。1970年代、旧ユーゴスラビアだったスロベニア。その時、人々はジーンズ、コーヒー、洗濯洗剤、バイクなどのお買い物のためにトリエステへやってきたんです。
船乗りが秘密に持ってきたペンギンと遊ぶ子供の様子。トリエステでの風景。(Mario Magajna, Trst, 1.-7. 7. 1961, NŠK OZE, in. 3865/33)
トリエステのまちで縫い物をする老人。(Mario Magajna, Trst, 8. 7. 1950, NŠK OZE, inv 1365/2)
スロベニアのポルトロシュというまちの学校での様子。今でもこの街ではイタリア語とスロベニア語で標識の言葉が書かれているんですよ。(Mario Magajna, Portorož, 1. 6. 1948, NŠK OZE, inv. 606/8)
アンチスロベニアに対する抗議の写真。政治的なものも残しています。トリエステでの様子です。(Mario Magajna, Trst, 3. 2. 1961, NŠK OZE, inv. 3793/13)
普段の生活切り取った写真は、モノクロなのに感じるものがたくさん得られる素晴らしい展示でした。写真って素晴らしいです。5月13日までやっていますので、ゴールデンウィークにリュブリャナにくるみなさん、ぜひ訪れて見て下さい。
*最初の2枚の写真は著者のもの、他の作品の写真はギャラリーの協力を得て著者が得たもので、公開許可を得たものです。
Galerija Jakopič
営業時間:火曜ー日曜日 10am-6pm.
チケット:大人3€
筆者
スロベニア特派員
菊地 由貴
スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。
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