チョコレートの名前ではありません、オーストリアの街リンツ
はじめまして。
今回からリンツ特派員をやらせていただくLinzimiと申します。
どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、リンツという街をちょっと紹介させて頂きますね。
「リンツ」と聞くと、「ああ、チョコレートの!」とおっしゃる方によく会いますが、
チョコレートの「リンツ」はLindt、オーストリアにある小さな街「リンツ」はLinzとつづります。
余談ですがチョコレートの「リンツ」はスイス出身で、国も違います。
リンツのチョコレートはここオーストリアでも普通にスーパーで売られている、私も大好きなチョコレートのメーカーです。
ちなみに、こちらオーストリアのリンツには古い歴史を持つLinzer Torte(リンツァートルテ)という焼き菓子がありますが、それの紹介もおいおいしてまいります。
さてさて、街の紹介に戻りましょう。
リンツはオーストリアのオーバーエーステライヒ州にある人口約19万人の街で、この州の州都で、
街の中心には美しく青きドナウも流れております。
一応オーストリアではウィーン、グラーツに続く、3番目に人口の多い街です。
日本から比べると、とても規模が小さいですが、オーストリアは北海道と同じくらいの面積で、
全体の人口も837万人弱。オーストリアがいかに小さい国かお分かりいただけるかと思います。
リンツは、ウィーンとザルツブルクの間に位置する街で、鉄道でウィーンからザルツブルクへ移動すると、
必ずリンツも通過していきます。
工業都市ということもあって、個人的には観光にはそんなに向いていないなぁ~というのが本音。
見所満載のウィーンやザルツブルクからしたら、どうしてもマイナー。
でも、だからこそ、オーストリアの、普通の顔が見られるという一面はあるかな、というのはこじつけでしょうか?
そして、鉄道を使うと、ウィーンまで1時間15分、ザルツブルクまで1時間、ミュンヘンまで2時間半という位置はなかなか便利だとも思います。
たとえば観光でリンツを訪れる人の多くは鉄道がほとんどでしょうが、リンツには小さいですが、空港もあり、中央駅と空港をつなぐ空港バス(日曜は運休)もあるので、空路でリンツ入りすることも可能です。
ウィーンやフランクフルトを結ぶ便がかなり頻繁にあるので、リンツからどこかへ飛ぶという方法も選択できます。
私は日本へ一時帰国する際には、リンツから飛ぶことが多いのですが、リンツで荷物のセキュリティーチェックが済ませてしまえるので、たとえばフランクフルト空港では、セキュリティチェックの長い行列に並ばなくてよいというのはメリットでもあります。
乗り継ぎ先のフランクフルトでは、あまりにも簡単に日本行きの飛行機乗り場まで移動できてしまうので拍子抜けしてしまうくらい。
街自体の見所は正直少ない(リンツの皆さまごめんなさい)ですが、リンツからちょっと足を伸ばせばたどり着ける湖水地方。モーツァルトの生誕地ザルツブルク。音楽の都ウィーン。お隣の国ドイツやチェコにもすぐに行けてしまうとても便利な位置にあるのがリンツ。
リンツ特派員として、リンツの街のことだけでなく、そんな様々な観光地のこともこのブログで紹介していけたら、と思っています。
どうぞよろしくお願いしますね^^
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。