ドイツから日本へ帰国する際の隔離期間が短縮へ!公共交通機関の利用も条件付きで可能に!
先日岸田総理大臣の発表で、皆さんもご存知の方が多いかと思いますが、日本の水際対策がようやく少し緩和されることになりました。
2月23日に外務省および厚生労働省が3月1日以降の新たな水際対策についての詳細を発表し、海外在住者向けにメール連絡がありました。
それによりますと、
ドイツは、依然として危険地域に指定されていて、これまで検疫所指定の宿泊施設での強制隔離期間が6日間でしたが、3日間に短縮となります。3日目の検査で陰性の場合はその後の自宅待機は免除されます。
さらには、日本で有効とされるワクチンの3回目接種をすでに済ませている人は、検疫所指定の宿泊施設ではなく、自宅での待機となり、入国後3日以降に「認められる検査実施期間」で自主的に行った検査の陰性結果を入国時にインストールするアプリで届け出をすれば、4日以降の待機が不要になります。自主検査を受けない場合は、7日間の自宅等待機となります。そして、最もネックとなっていた、公共交通機関の利用については、入国時のコロナ検査後24時間以内であれば、自宅等待機のための移動の際に利用が認められることになりました。
目下のところは6日間の強制隔離プラス1日の、全部で7日間の隔離でしたので、かなりの緩和ですね。
3月1日以降も、必要書類は変わりませんが、念のため以下に記載しておきます。
1. ドイツ出国前72時間以内に実施したコロナ検査の検査証明書の取得。
その際には、厚生労働省指定のフォ-マットに記載してもらう必要があります。
フォ-マットはこちらをご覧ください。
2. 誓約書の提出
誓約書のフォ-マットはこちらをご覧ください。
3. スマ-トフォンの携帯。必要なアプリの登録
アプリはこちらのサイトを参考に、事前にインスト-ルおよび設定をしておくことが推奨されています。
4. 質問票Webへの登録
スマ-トフォンやタブレットから、質問票Webにアクセスして、入力の最後に発行されるQRコ-ドを取得してください。
また、機内で「健康カ-ド」が配布されるようですが、日本到着時には、検疫において「質問票Web入力後に取得したQRコ-ド」と「健康カ-ド」の両方を提出してください。
ちなみに、航空会社によっては、このQRコ-ドがないと搭乗を許可しない航空会社があるようですので、事前に取得しておくことが推奨されています。
まだまだいろいろな手続きは必要ですが、隔離期間が短縮され、公共交通機関の利用が可能になることは大きな前進ですね。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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