現在のコロナ緊急対策と、日本からドイツ入国の際の規制に関する最新情報!

公開日 : 2021年12月28日
最終更新 :

ドイツのコロナウィルス感染状況は、ピークを過ぎて徐々に減少傾向になっていますが、オミクロン株への警戒が続いています。

本来ならばクリスマスが終わった後は、花火などで賑やかな大晦日がやってくるものですが、今年はドイツ全土で花火の販売は禁止となっています。

なぜなら、毎年大晦日の花火は戦場のような凄まじさで、毎年けがをして病院に運ばれる人が絶えないからです。つまり、コロナ以外の患者さんを受け入れるのを最低限にして、医療現場の負担を軽減するのが目的なのです。

ジルベスタ-パ-ティ-などの賑やかな催しも行われず、静かな年明けになるのでしょうか。

さて、先日ザクセン州ではコロナ緊急対策が再度協議され、12月28日から主に以下の点が加わります。

1.これまで、公共交通機関の利用時のみ義務化されていました、粉塵用マスク(FFP2マスク)の着用場所が拡大され、施設や商店、役所や会社などの閉鎖された空間でも着用が義務となります。

2.また、ワクチン接種済みの人もしくはコロナから快復した人達だけで集まる場合は20人まで認められていましたが、この数が10人までに制限されます。

それから、日本からドイツへ入国する際のコロナ入国規則が12月23日から以下のように改訂されました。

1.ドイツ入国時に求められる証明書類(陰性証明書,ワクチン接種証明書,快復証明書のいずれか)はこれまで通り変わりませんが、提出義務の対象年齢が6歳以上のすべての人々となりました。

2.ドイツでの乗り継ぎ(ドイツに入国せず、トラジットのみ)の場合であってもこの規則が有効となります。

3.証明書類のうち、陰性証明を提示する場合には、ドイツ入国から48時間以内に実際されたコロナ検査を受けることが義務付けられました。ただし、航空機、鉄道、バスなどの交通機関を利用して入国する場合には、輸送開始時間(現地出発時間)の48時間以内に行われたコロナ検査の証明書で良いとされます。

上記のコロナ入国規制は、さしあた3月3日まで有効となります。

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筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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