ドイツから日本へ帰国する際にご注意!出発72時間前までに行う必要のあるPCR検査の注意点。

公開日 : 2021年12月16日
最終更新 :

目下のところ、日本からドイツへの入国はワクチン接種証明書があれば、日本でのPCR検査の陰性証明は必要でなくなりましたが、ドイツから日本へ入国の際には必須です。

しかも、

・出発の72時間前までに実施されたPCRテストであること。

・日本の厚生労働省指定の用紙に記入してもらうこと。

という規定になっておりますが、ここで、注意していただきたい点があります。

まず、出発の72時間前までというのは、日本行の飛行機の出発時間から換算して72時間前までということです。

たとえば、ライプツィヒからフランクフルトまで飛んで、そこで乗り継いで帰国する場合は、ライプツィヒではなくフランクフルトを出発する時刻の72時間前までにPCR検査を行ったものが有効となります。

このように、乗り継いで帰国する場合は注意が必要です。最初のフライトの時刻から換算する方がけっこうおられるようで、日本大使館関係者の情報によると、この検査時刻を誤ったために、航空会社から搭乗拒否されて困惑されているといった電話が最近多発しているそうです。

また、PCRテストについても、その検査方法によっては日本では認められません。

ドイツでは喉をぬぐう方法で行う機関もあるのですが、必ず、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)による核酸増幅検査(RT-PCR)

によるPCR検査を実施する機関に行く必要があります。

これに関しても、有効な証明書でない場合はドイツ出発の際の搭乗を拒否されるケ-スがけっこう増えているようです。

日本へ入国後は目下のところは全部で14日間の隔離が義務付けられていて、最初の6日間は指定場所においての強制隔離、そして残りの日数については自主隔離(自宅やホテルなど)となっています。まだまだハ-ドルが高いのが現状です。

この時期、ドイツに観光に来られる方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、お仕事で来られる方はおられるかもしれませんね。

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筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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