ドイツのクリスマス前の1ヵ月は最も太りやすい時期!
ドイツではクリスマスまでの1ヵ月を待降節(アドヴェント)と言って、一年で最もロマンティックな時期となります。どの町もこの時期を前にクリスマスマーケットが開かれ、どんよりと暗い天気の続く11月ですが、町のネオンも灯されて瞬く間にきらびやかな季節に一変します。
このアドヴェントの間には、クリスマスまでに4回の日曜日があり、それぞれ、第一アドヴェントの日曜日、第二アドヴェントの日曜日というふうに呼ばれます。
例えば今日は第三アドヴェントの日曜日ですので、3本目のロウソクに火が灯ります。
もちろん一日中ではなく、食事や午後のお茶の際に灯すことが多いです。
また、このアドヴェントの時期には各家庭でさまざまなお菓子を焼きます。
小さな子供がいる家庭では、クッキーを子供と一緒に作ったりします。
日本ではクリスマスケーキと称してクリスマスの日に食べることが多いですが、ドイツではクリスマスまでの1ヵ月の間に、クリスマス菓子を食べます。
そのため、この時期ドイツの家庭では、クリスマス菓子を大量に焼くのに大忙しなのです。
例えば、シュトレン。
また、アーモンドプードルや香辛料がいろいろ入った小さなケーキ、レープクーヘンも伝統的なクリスマス菓子です。
ちなみに、レープクーヘンで有名な町は、バイエルン州にあるニュールンベルグです。こちらも、ニュールンベルグのいいおみやげになります。
アドヴェントは、おそらく一年で最もたくさん甘いものを食べる時期ですね。
今年もコロナのためにライプツィヒではクリスマスマーケットは開催されませんので、自宅でクリスマス菓子を食べてアドヴェントを過ごす人がさらに多いのではないでしょうか。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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