新型コロナ新規感染者数増加傾向にあるドイツ。最近の対策情報!
ドイツの新型コロナ感染状況は、第一波の際の規模ではないですが増加傾向にあります。
目下のところ、ロバ-トコッホ研究所が指定する国外のリスク地域からの入国の際には、2週間の隔離が義務化されています。
しかし、ドイツの各州が、ドイツ国内においても感染者数が増加している地域をリスク地域に指定し、国外のリスク地域からの入国に準じた規制措置(14日間の自宅隔離など)をとることが可能となりました。
ドイツにおける基準となる数値は、過去7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が50人を超えるかどうかになります。
例えばベルリンの場合、中心部の3つの区、ミッテ、ノイケルン、フリ-ドリッヒハイン・ノイケルンは基準値の50人を超えています(2020年10月5日現在)。
そのため、州によってはこれらの地域をリスク地域と指定して、2週間の隔離を義務づけているところもあります。
ちなみに、ライプツィヒのあるザクセン州は、国内のリスク地域からの人々に対する規制措置は定められていません。ただし、宿泊施設などでの宿泊拒否となる可能性は否めないとのこと。
日常生活では、マスクの着用が公共交通機関や店舗では義務づけられており、違反者は罰金が科せられます。
また、レストランなどでは入店の際に顧客リストへの記入が求められることがありあすが、それに誤った個人情報を記入した際には、最低€50の反則金が科せられます。
冬に向かって感染状況がどうなっていくのか、不安もよぎりますが皆さんどうぞご自愛くださいませ。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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