ボーツェンの博物館でアイスマンを見に行こう!すぐに入れるおすすめ方法を伝授!
南チロルの山、エッツ渓谷の氷河で1991年に発見された5300年前のミイラ、エッツィ。
日本ではアイスマンとして知られているかと思います。
このアイスマンが展示されている博物館が南チロルの町、イタリアのボーツェン(イタリア語でボルツァーノ)にあります。
南チロル考古学博物館。
というか、このアイスマンを展示するために設置された博物館です。
撮影:Die Rekonstruktion des Mannes aus dem Eis © Südtiroler Archäologiemuseum/Ochsenreiter
撮影:Vitrinenfenster zur Kühlzelle des Mannes aus dem Eis © Südtiroler Archäologiemuseum/Ochsenreiter
そのほか、アイスマン発見時の様子や、一緒に発見された衣類や狩りの道具などもすべて展示されていて、たいへん興味深い内容となっています。こちらは帽子
さらに、これまでのさまざまな調査が行われ、例えばアイスマンに入れ墨があることや、乳製品を受けつけない体質であった、また左肩に矢を刺されて殺害されたことなど、さまざまな詳細が明らかとなっており、それら興味深い研究成果も知ることができます。
この世紀の大発見であるアイスマンですが、冷蔵保存が必要なためほかのミイラと違い、ほかの博物館への借用はほぼ不可能だと思われます。ですので、このボーツェンの博物館でしか見ることができない、貴重なミイラ。
私も、今回南チロルに行ったついでに、行ってみました。
でも、並ぶのは御免という方には、朗報があります!
それは、ネットで事前にチケットを購入する方法です。
ただし、支払いにはクレジットカードが必要になりますので、注意してください。
以下、その方法を案内しますね。
まず、南チロル考古学博物館のウェブサイトから、Info&ticket → Online ticket をクリック。
そして一番下までスクロールして、to the webshop をクリックします。
Entrance for adultのところに人数を設定して、買い物かごアイコンをクリックすると、カレンダーが表示されます。
翌日分から予約可能で、希望の日をクリックすると10時から17時までの時間帯が表示されます。
人数制限がありますので、すでに詰まっている時間帯は予約ができません。
たとえば、10時から11時の間という時間帯を予約すると、その時間に入場可能ということです。入場後は何時間でも滞在可能です。
チケットはスマートフォンで提示しても大丈夫です。
ただ、このオンラインチケットは変更などは不可ですので注意してくださいね。
もし予約した時間帯に行けなくなった場合でも、チケットとしては有効ということです。
コロナが収束して、ボ-ツェンでアイスマンを見に行かれる際には、ぜひこの裏技で待ち時間なしで快適に入場するのをおすすめします!
■Südtiroler Archäologimuseum
・住所: Museumstraße, 43,
39100 Bozen,
Südtirol,
Italien
・入館料: €9
・休館日: 月曜
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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