日本からドイツへの入国に関する新たな決定:入国制限は条件付きで解除に!

公開日 : 2020年07月02日
最終更新 :

2020年6月半ばから危険特定地域からの入国の際には2週間の自宅待機の検疫措置が義務づけられるこという、新たな検疫措置が取られているドイツ。

その危険特定地域には日本は該当していないことから、2週間の検疫措置なしに入国が可能になると考えられていましたが、少し状況が変わりました。

6月30日にEU理事会がEU域外の第三国15ヵ国からの入国勧告を行いました。

その15ヵ国の中には日本も含まれています。

ただ、実際に渡航を受け入れるかどうかは、EU各国に委ねられることから、それを受けてドイツも段階的に入国制限の緩和を行う旨を発表しました。

それによりますとドイツとしては、そのうちの日本を含む11ヵ国からの入国については7月2日から解除すると決定しました。

ただし、日本、韓国、中国については、ドイツからの入国を制限していますので、この制限を撤廃した場合に限るという条件つきとのこと。

ちなみに、今回無条件で入国制限が解除となった国は以下のとおりです。

・ オーストラリア

・ ジョ-ジア

・ カナダ

・ モンテネグロ

・ ニュ-ジ-ランド

・ タイ

・ チュニジア

・ ウルグアイ

このリストは定期的に更新される予定です。また、入国許可となるのはあくまでこれらの国に滞在していたかどうかで判断され、これらの国籍によるものではありません。

ということで実際のところ、まだ日本からの入国制限が続く模様です。

日本がドイツからの入国制限を解除するかどうかがカギとなりますが、東京などで新たな感染者数が増加しつつある状況下では、それが実現されるまでにはまだしばらく時間がかかりそうですね......。

IMG_6483.jpg

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。