ドイツの制限措置、一部緩和しつつも2020年5月3日まで延長に!
2020年4月16日現在、ドイツの感染者数は13万5073名。そのうち死者数は3840名、回復者数は6万6169名となっています。外出制限措置の効果が見られ、感染者数の増加は鈍化してきています。
しかし、この成果はまだまだ途中段階のもので、薄い氷のような脆弱なものであると、ドイツ政府は分析しています。
昨日、メルケル首相と各州の首相がテレビ会議を行い、これまでの制限措置を2週間延期することで合意されました。
5月3日まで、他者との距離をとるなどの基本的な外出措置はこれまでと変わりません。
それに加え、買い物や公共交通機関を利用の場合はマスクを着用することが強く奨励されました。
一方で、800平方メ-トル以下の店舗および自動車取り扱い業者、書店は営業再開が認められました。
また、日本と違って理髪店も営業禁止でしたが、今回の合意で適切な措置をとることを条件に、営業再開が認められました。
しかし、引き続きレストランやカフェ、デパ-トなどは営業禁止です。
学校については衛生措置を条件として、5月4日から高校や小学校の最終学年などから、段階的に再開となります。
5月4日以降の措置については4月30日に再び連邦と州の首相での協議が行われ、決定されます。
日本の皆さまも、引き続きご自愛くださいね。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。