ドイツの外出制限をそれなりに受け入れているドイツ人。いろいろなマスクも登場!
2020年4月8日現在、ドイツにおける新型コロナウイルス感染者数は、11万355名。そのうち死亡者数は2115名。ここ数日、感染者数がほんの少し減少傾向にあります。3月23日からの外出制限が功を奏してきたのでしょうか。
ところでドイツの外出制限は、フランス、イタリア、スペインとは違い、ロックダウンではありません。基本的には不急不要の際には外出を自粛するよう要請されているのは日本と同じですが、新鮮な空気を吸うために散歩に出かけたりするのは認められています。
ただし、単独か2名もしくは家族で、と限定はされています。
これはあくまで、家族単位のみ許され、友達同士で遊んだりというのは不可です。
また、公園の遊具で遊ぶのも禁止。
私が見る限り、ドイツ人は今の状況を受け入れ、規則に則って外出自粛をし、許される範囲で気分転換をしています。こういうとき、まじめな国民性は功を奏するので、その忍耐強さには感心します。
また、日本と違いドイツでは普段マスクをつけることはまずありえませんが、最近はマスクの効用がとりださたれたこともあり、マスクをつける人をちらほら見かけるようになりました。専門家曰く、マスクは自分を守る以上に、無症状の感染者が他人に感染することを予防する効果も大きいと、最近ではよく耳にします。
ただ問題は、日本と同じく今マスクを手に入れるのは非常に難しいということ。
そこで最近はドイツでさえ、自分でマスクを作成する人も出てきました。
近くのショーウインドーには、手作りマスクがお目見えです。
子供用のマスクもあります。
新型コロナウイルスの感染拡大のため、不自由な生活が強いられるなか、それなりに今できることで最大限前向きに生活していくことが大切ですね。
ドイツ人もなかなか頑張っていますよ!
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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