新型コロナウィルス関連情報(2020年3月13日現在)

公開日 : 2020年03月14日
最終更新 :

ここ数日、ドイツの感染者数は加速度を増して増加し、3000名を超えてしまいました。

ライプツィヒでも16名に、そしてザクセン州全体では77名となっています。

ここにきて、ついにドイツのすべての週が、来週から学校および保育園の閉鎖を決めました。

ドイツは連邦制のため、学校・教育関連の決定件は各州政府にあり、全国一斉に決定することにはなりませんが、どの州も来週から、早いところでは月曜日から実施することになりました。

大抵の州は、イ-スタ-明けまで、つまり4月の13日の週までの予定です。

ライプツィヒのあるザクセン州では、3月16日(月)からとりいそぎ無期限で授業が行われませんが、とりあえずは自宅にいることのできない子供たちは学校に来ることができ、教師もケアにあたります。

そして、来週の然るべき時点で、正式にいつから学校閉鎖にするかを決定するとしています。

これは、両親が子供たちを自宅で待機させれるよう、準備する期間が必要という配慮だとのことです。

またこのほかに、本日州政府によって決定されたこととして、ザクセン州にある15の州立博物館が明日から4月19日まで閉館することになりました。

だた、ライプツィヒで観光客が一番訪れる博物館のひとつ、バッハ博物館は州立博物館ではないことから、独自の判断ができ、通常通り開館しています。ただし、オーディオガイドの貸出は衛生上の理由から、行われません。

ちなみに、Bach Museumの無料アプリをインスト-ルすれば、このオ-ディオガイドとまったく同じ内容を聞くことが可能ではあります。

さまざまなイベント、演奏会などがすべてキャンセルとなったりと、ドイツはとりあえずはイースタ-までは自粛モ-ドとなります。

イ-スタ-が明けた頃には、収束して日常生活が戻ってくることを願ってやみません。

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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