新型コロナウイルス関連情報（2020年3月16日現在）
新型コロナウイルスの感染者数の勢いが止まらないドイツ。
2020年3月16日現在の感染者数は、6900名を超しました。
ライプツィヒは44名、ザクセン州全体では135名です。
そして、ドイツ政府は、本日8時からドイツに隣接する、フランス、スイス、オ－ストリア、ルクセンブルク、そしてデンマ－クの5ヵ国の陸路国境を封鎖しています。
シェンゲン条約によりヨ－ロッッパ内は自由に行き来ができたのが、今回の厳しい措置で、その原則が大きく揺らいでしましました。自由ない行き来が感染拡大を助長したともいわれています。
空路は今のところ未定ということですが、今後空路での封鎖も十分に考えられます。
そのため、ドイツ政府は不必要な出国を控えるよう勧告しており、また出国した場合は長期間ドイツへ入国できなくなる可能性もある旨、警告をしています。
日本とドイツの間の直行便フライトも、ルフトハンザドイツ航空はまだ運行していますが、すでにかなり減便されています。ミュンヘン・羽田便が週2往復、ミュンヘン・関空便が州2往復の減便。フランクフルト・名古屋便の全便運休など、がすでに行われています。
ドイツ国内線フライトを含め、今後急にキャンセルになることも十分に考えられます。
どうしてもこの時期にドイツへ来られる必要のある方は、フライトスケジュルの変更やキャンセルに、ご注意ください。
また、ルフトハンザドイツ航空は、3月31日までのチケットについては、チケットの種類にかかわらず、一度だけ無料で2020年12月31日までの期間で予約変更が可能です。
ちなみに、ドイツ人は誰もマスクをつけていませんが、薬局ではマスクも消毒液も売り切れ状態。
そして、トイレットペ－パ－の棚は、こんな状態です。
どこも、皆さん考えることは同じですね......。一刻も早い収束を祈るばかりです。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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