ライプツィヒの教会で最高のアカペラ合唱が聞ける夜!
音楽の町ライプツィヒには数多くの合唱団が存在します。
もっとも伝統ある合唱団は、いうまでもなくトマーナ少年聖歌隊。ヨハン・セバスティアン・バッハも音楽監督として従事したことで有名ですね。
そしてプロの合唱団も存在します。その名はMDR Rundfunkchor(中部ドイツ放送合唱団)。
ドイツの公共放送局付属の合唱団ですので、ドイツ全土のほかの地域にも存在しますが、この合唱団は、おもにザクセン州や、ザクセンアンハルト州、チューリンゲン州といった中部ドイツを活躍の場としています。
当然ながら全員が声楽を勉強した団員ばかり。ひとりひとりの力量は高いものの、個々が突出することなく合唱としてひとりになり、ビブラートを抑えた美しい響きは格別です。
撮影 Bildrechte: MDR/Andreas Lander
演目は現代作曲家のアカペラ曲で、合唱曲として難易度の高い曲が多いですが、さすがはMDRコーラス。完璧なイントネーションでピッタリと合わせ、美しい響きを披露してくれます。また、指揮者は毎回違う方なので興味深いです。
約1時間のすばらしい演奏会ですが、なんと入場無料!
先日私もはじめて聞きに行ってみました。
撮影 Bildrechte: MDR/Andreas Lander この日は、新しく就任した指揮者、フィリップ・アーマン氏のお披露目も兼ねて、アーマン氏自身の指揮による演奏でした。
プロの合唱団による最高のアカペラ演奏はどの曲も圧巻の響き!
音楽好きの方には、ぜひおすすめの演奏会です!
夜10時からはじまるということで、それまでにレストランでゆっくりと食事をしても十分に間に合いますよ。
次回の演奏会Nachtgeang(夜の歌声)は、2020年5月29日です。
■MDR Rundfunkchor(中部ドイツ放送合唱団)
■Nachtgesang(夜の歌声)
・年3回開催。次回は5月29日(金)22時から
【Peterskirche(ペーター教会)】
・住所: Schletterstraße 5 04107 Leipzig
・最寄りの駅: Härtelstr(中央駅よりトラム2,9,および16番)/Hohe Strasse(中央駅よりトラム10,および11番)
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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