日本と違うドイツの公衆トイレ事情! ミニアドバイスつき!

公開日 : 2019年11月17日
最終更新 :

私が帰省するたびに感心するのが、日本の公衆トイレのレベルの高さ。

とりわけウオシュレットが完備されたところも増えて、駅のトイレでさえ快適に用を足せるところが増えてますよね。

Toalett.jpg

まずウオシュレットなんて皆無!

家庭のトイレでもまだ普及しておりません。ウオシュレットを販売する会社があることはあるようですが、一部の消費者しか利用してないのが現状です。

日本で、ウオシュレットの生活に慣れてしまっていると、トイレットペ-パ-だけというのがちょっと辛く感じるかもしれませんね。

さて、私がウオシュレット代わりに利用しているのが、こちら。

Feuchttuch.jpg

トイレ用濡れ紙タオルです。これは無色・無臭で、肌に優しく使用後の感触も良いので、お肌が弱い方にもおすすめです。また、使用後はそのままトイレに流せます。スーパ-やドラッグストアで簡単にゲットできます。

Papier.jpg

こちらは3枚重ねですが、最低でも2枚重ねで、4枚重ねのトイレットペーパーも販売されています。日本のトイレットペーパーはとっても薄いので、使用する際に無意識にたくさん取って使いますよね。でも、ドイツのは分厚いですから少しだけ取り出して、束ねると十分な厚さになります。

初めてドイツに来られた方が戸惑うのが、どちらが男性用、女性用のトイレかということ。

男性用がH、女性用がDと表示されていますので、間違えないようにしてくださいね。

また、身体の大きなドイツ人に合わせてか、便座が高くて、足が届かないトイレもちらほらあります。

次に戸惑われることが、公衆トイレが有料のところが多いところ。空港のトイレは別として、たいていはトイレの入口に誰かが座っていて、お皿の上に小銭を置いていくよう促されます。通常は、50セントで十分です。使用の度にちゃんと便座を清掃してくれるところもあれば、そうでないところもありますので、絶対に支払わないといけないということではないです。ドイツ人はたいてい払っています。

万が一小銭がない時でもトイレを我慢する必要はないです。

しかし、最近は50セントを入れないと中に入れないしくみになっているトイレが、パーキングエリアなどで多いです。

Eingang.jpg

この場合は、50セントがないとトイレの入口にたどり着くこともできません。

ちなみにこのときに受け取る券は、パ-キングエリアの店で金券として50セント分として使えるようになっています。

Schein.jpg

コーヒ-を飲んだりする際には、トイレを済ませてからがおすすめめです。

ちなみに、モダンな公衆トイレでは、親子で一緒に入れるトイレもあります。

Oyako WC.jpg

小さい子供連れの方には、とても便利ですね。

国が違えばトイレ事情も違うものですが、快適な旅を願っています!

筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。