ライプツィヒ中央駅構内で、光と音の芸術「ライプツィヒ-ベルリン」展示中!
10月9日に平和革命30周年を迎えるライプツィッヒ。それにまつわるイベントの一つとして、ライプツィヒ中央駅の東ホ-ル構内で、光と音の芸術「ライプツィヒ-ベルリン」が、展示開催中です。
それが、この光と音の芸術「ライプツィヒ-ベルリン」です。
この作品は、ライプツィヒの姉妹都市のひとつ、フランスのリヨン出身の芸術家、フィリップ・オルガン氏によって製作されました。
オ-プニングで挨拶するフィリップ・オルガン氏。(画像は本人から承諾済み)
さて、直径9m、高さ3mのこの円形の囲いの中に入ると、周りには旧式の懐中電灯1000個がぎっしりと並んでいます。
その懐中電灯が様々な光を発し、またスピ-カ-からは様々な音が聞こえてきます。
ベルリンの壁が崩壊するきっかけとなったライプツィヒ平和革命。
この1000個の懐中電機は、すべてライプツィヒで集められた旧東ドイツ時代のもの。古いものでは1920年代のものもあるそうです。よくこれだけ残っていたものです。
良く見ると、たしかにレトロな感じでしかもいろいろな形をしています。
この古い懐中電灯は、当時の様々な人々を象徴ししているのですね。
さまざまな懐中電灯で、人々はそれぞれの思い出を結び付けます。
また、さまざまな光を放つと同時に、いろいろな音も聞こえてきます。
平和デモでのシュプレヒコ-ルが聞こえてきたり、コンクリ-トの壁を崩す音も。
人々がこの象徴的な丸い輪の中にはいって、互いに語り合ってほしいというものです。
ライプツィヒの平和革命30周年ということは、1か月後に起こったベルリンの壁崩壊も30年周年ということになります。自由から統一への道もこの芸術作品は表しているのです。
ライプツィヒでは10月9日まで展示され、その後ベルリンに移動します。
光と音の芸術「ライプツィヒ - ベルリン」
Licht-Ton-Instalation"Leipzig-Berlin"
ライプツィヒ中央駅東ホ-ルにて、
2019年10月1日-9日まで展示
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。