オランダではレモネードがレモネードじゃない?!

公開日 : 2016年07月24日
最終更新 :
筆者 : 三川 桃

筆者はオランダに移住する前にハンガリーに住んでいました。

国境があるようでないヨーロッパ(シェンゲン協定圏内に限って)、電車やバスをはじめとする交通機関で隣接国に行くことも

難なくできるのがヨーロッパ。

なのでハンガリーのみならず、お金がそんなになくてもヨーロッパのほとんどの国に行くことができたのです。

これから申し上げるのは、以上を前提とした「比較文化論」であるということです 笑

ただの愚痴や文句ではありませんよ~ あくまでも比較...(以下略)。

さて本題。

このライデンの特派員ブログを読んでくださっているみなさんは「レモネード」と聞くと

一体何を思い浮かべるでしょうか?

飲み物で

レモンの味がして

薄黄色で

ちょっと甘酸っぱい

炭酸入ってることもあるかなー??

そんな飲み物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

以下、筆者がこれまで見てきたレモネードさんたちの写真をご覧にいれます:

Lemonade2.jpg

レモネードその1:ウィーンの人気のケーキ屋さんで注文したレモネード。

レモンとミントが入ってて、すっきりした暑い夏にうれしい一杯。

Lemonade1.jpg

レモネードその2:アムステルダムのブリティッシュ・ブランチ・カフェにて注文したレモネード。

きれいなピンク色ですが、ちゃんと柑橘系味がしました。いわゆるピンクレモネード。

Limonade.jpg

レモネードその3:ブダペストの老舗レストランで注文したレモネード。

見た目はウィーンのもの似ていますが、こちらは炭酸水で割ってあります。甘味も感じられました。

さて、いよいよオランダのレモネードです...

(以下の写真3枚はインターネットから拝借しました。何せ筆者はオランダでレモネードを注文しないので、

写真がそもそも手元にないのです笑)

Limonadeee.JPG

どーーん!!

イチゴ!?!!

luxlimonade.jpg

も、もはや、

レモンというコンセプトをすっ飛ばしている...

そしてさらにはこんな極彩色のものも...

limondaine.jpg

オランダでは「レモネードシロップを水もしくは炭酸水で割った飲み物」というような定義があるそうです。

その「レモネードシロップ」というものが曲者で、ヨーロッパ諸国の多くでは「シロップ」と呼ぶものが

なぜかオランダでは「レモネード」という言葉がついてしまい、そこからオランダでは「シロップ」が

「レモネード」になったようです。

これ、結構カルチャーショックだったんです、筆者には。

ちなみにレモネードシロップとはこんな感じです↓

DSC_0818.jpg

結構な売り場面積を占めています...オランダ人、本当に味付きの飲み物が大好きなんです。

さらには携帯用のシロップまで!

DSC_0819.jpg

ものの試しに買うにはちょうど良いサイズかもしれません笑

もしオランダでレモネードご注文される際は、極彩色の飲み物がでてきても

驚かないでくださいね!

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