プレゼントは12月6日にもらう?!Sinterklaas(シンタクラース)がやってくる!

公開日 : 2014年12月01日
最終更新 :
筆者 : 三川 桃

シンタクラースって誰?

シンタクラースは赤いマントと帽子を身に着けた、白髪、白いひげがもじゃもじゃの

プレゼントを運んできてくれるおじさん...

そう、日本人が描く典型的な「サンタクロース」です!

ヨーロッパ中のほとんどがキリスト教国家です。

12月6日は聖ニコラスという聖人の日なのですが、彼がサンタクロースの

大元になっています。

西ヨーロッパは大体ニコラス、またそれに近い音。

東ヨーロッパは大体ミクラーシュ、またはそれに近い音。

呼び名は国によって変わりますが、み~んな聖ニコラスのことを意味します。

諸説ありますが、彼は教区の貧しい子供たちに施しを与えた、という伝説があり

そこから12月5日もしくは6日にプレゼントを贈る、という文化が発達したようです。

日本だと12月24日もしくは25日のイメージがありますが、あれはアメリカ文化の

影響のようですね。ヨーロッパの多くの国は12月5日もしくは6日です。

国によって異なる聖ニコラスさん。

オランダはと~ってもオランダ的です。

なんと

毎年(大体11月下旬)

蒸気船に乗って登場します!!!

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ちょっと見えにくいですが、先頭にいるのがSinterklaas(シンタクラース)です。

そしてまわりにたくさんいるのが、Zwart Piet(ズワルト ピート)というシンタクラースのお手伝いさん。

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ズワルト ピート

人種差別問題だどうのこうのという問題が今年ありましたが、またいずれお話します...

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子どもたちも仮装して シンタクラースの到着を心待ちにしてます!

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シンタクラースバージョンのミフィーちゃん。

オランダのシンタクラースは蒸気船でスペインからやってきます(笑)

到着後、白馬に乗って街を闊歩します。

ちなみにヨーロッパでは、1年良い子にしていたらお菓子やプレゼントを靴や靴下の中に入れてもらえますが、悪い子だったら何かバツが与えられます。

そのバツですが、ハンガリーではお仕置き用の金色の小枝がプレゼントの代わりに入っていますが、オランダは...

麻袋に詰められて、蒸気船でスペインに連れていかれます。

大人でも怖い・・・。

国によって異なるサンタクロース事情を楽しむのもいいかもしれませんね!

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