【はじめまして】チンクエ・テッレをご紹介します

公開日 : 2019年02月27日
最終更新 :
筆者 : ノブ

はじめまして。この度ラ・スペツィア担当として地球の歩き方特派員ブログを書かせていただくことになりましたノブです。どうぞよろしくお願いします。

さて、ラ・スペツィアと聞かれてもピンとこない方も多いと思いますがイタリアのリグーリア州にある県で私が住んでいるモンテロッソ・アル・マーレはその県下にあります。モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラそしてリオマッジョーレはそれぞれリグーリア海に面して並ぶ5つの集落で、総称してチンクエ・テッレ(5つの土地)と呼ばれているんですよ。

ということで、まずはこのチンクエ・テッレについて少し説明させていただきます。1997年には海洋保護区となり同年ポルトヴェーネレと共にユネスコ世界文化遺産に登録され、1999年には国立公園に指定されました。

山と海に挟まれたわずかな土地や断崖絶壁、岬の頂などを利用して建設されたカラフルな集落や山の急斜面を覆う石垣に支えられたブドウの段々畑がチンクエ・テッレの景観的特徴です。気候は比較的穏やかで一番寒い1月で平均気温が7~8度、一番暑い7月のそれは28度前後になります。

各町はこんな感じ(町と呼ぶにはあまりにもちっぽけで人口は5つ合わせても約4000人程度ですが)。

1.jpg

リオマッジョーレ

2.jpg

マナローラ

3.jpg

コルニリア

4.jpg

ヴェルナッツァ

IMG_20190126_095628386.jpg

モンテロッソ・アル・マーレ

列車を利用して各町を訪れるのもよし、毎年春から運行が始まるフェリーに乗って海から巡るもよし。足に自信があるならハイキングコースを歩いてみるのもいいかも。

これからチンクエ・テッレとその周辺の情報を中心に旅に出られる皆様の役に立てるような記事を書いていければいいなあなんて思っています。どうぞよろしく!

アクセス【鉄道】

ミラノ-------------モンテロッソ

 ・ラ・スペツィア行特急ICで約3時間(乗換えなし)1日7本運行

 ・その他はジェノバやセストリ・レヴァンテでの乗換え

ピサ------------モンテロッソ

 ・ミラノ チェントラーレ行特急ICで約1時間10分(乗換えなし)1日5本運行

 ・その他はラ・スペツィアでの乗換え

チンクエ・テッレ内

 ・各駅間の所要時間は約5分程度

 ・2月現在で各方面とも1時間に1本程度の運行(特急ICが停車するのはモンテロッソのみ)

 ・2019年3月16日より列車ダイヤが変わるため時間帯によっては1時間に3本運行

  ちなみにラ・スペツィアからレーバント間の運賃もその日から変わります。

  詳しくはトレノイタリアのWebサイトをご覧ください。

【車で】

ミラノ------------モンテロッソ Google マップ

ローマ------------モンテロッソ Google マップ

チンクエ・テッレの町の中には交通規制が敷かれているため、事前に特別許可を得た車以外は侵入することはできません。春から秋までの期間は、町の外にある有料、無料駐車場共に確保することが困難な場合が多々あります。宿泊施設の中には稀ですが駐車場付きのものもありますので事前に問い合わせることをお勧めします。ラ・スペツィアに車を駐車して列車でチンクエ・テッレに入るのも一案かもしれません。しかしながらチンクエ・テッレ内の移動はお車以外の交通機関を使われることをお勧めします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。