今年のクリスマスは主婦フル活動

公開日 : 2015年12月23日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

やれやれ、それにしても雨が降らないのです。

このところ、ずっと、こんな調子です。イタリアは。

流石に空気が悪いなあと感じる今日この頃です。

それでも、ラ・スぺツィアは、まれに小雨が1時間ほど申し訳なさそうにパラパラ降ります。

雨が降りそうで、でも降らず、空の色は灰色。。。とちっとも効果なしで重い空気が漂っています。。。

イタリアで空気が一番悪いところはミラノ、その次はローマ、そしてナポリと続きます。やはり、大都市は空気が悪いですね。。。

車の使用の制限もあります。

例えば、地域によっては、車のナンバープレートの最後の番号が奇数であれば、月、水、金、偶数ナンバ-なら火、木、土のように交代で運転ができるそうです。

イタリアの山のスキー場には、早くもスキーを楽しむ人たちがいて、先日のニュースのインタビューでも、<スキーに滑りにきたというよりも、街の空気があまりにも悪いので、脱出してきたんだ!>と答えていました。

やはり生きていくには、適度に雨も降らないと困りますね。

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ラ・スぺツィア中心地

さて、今年は、なんとクリスマスのお食事を、この結婚14年目の日本人の私が仕切ることになりました。(14年目なんだから楽勝でしょう?!と思われるかも知れませんが。。。いやいやそんなに甘くはありません。。。笑)

結婚して随分になりますが、義理のお母さんが健在だったころは、喜んで仕切っていたので、あまり口出しやお節介はしない方がお母さんのためだと思い、クリスマスの日は、ゲスト感覚で義理の母のお宅に行き、マンジャ!マンジャ!と鱈腹食べさせられ(断れなかったため。。。)お手伝いといえば、お皿を運んだりさげたり、お料理を持っていったりと軽いアシスタント並みでした。。。(笑)その、義理の母があの世に行き、かれこれもう6年目、その後は、大抵義理の妹の家族に招待されましたので、やはり、ゲスト感覚!(笑)

仕事の都合で夫とクリスマスを過ごすことができないこともありましたが、今年は一緒に過ごせるので、義理父を家に招待し、何やらボローニャに住んでいる義理の弟家族も来るの?!何それ?!というわけで、大変なことになりそうです。。。

(私としては、今年のクリスマスも義理の妹家族のところへ行くとばかり思っていましたので、予定外です。。。)

こんな頼りない私でいいのかしらと。。。でも、そういえば、私は長男の嫁だったわあ。。。と今更ながら思い出す始末。。。(苦笑)

でも、仕切るからには私流に楽しくさせて頂きます。。。

ただ、やっぱり日本のいわゆるクリスマスの日に食べるチキンやイチゴの生ケーキだけというわけにはいかず、義理母が作っていたイタリアコテコテのクリスマスフルコースを思い出して、ここ数日はお買い物でバタバタ状態。。。

食料買い出しや、甥っ子、姪っ子、義理の弟、妹、夫、義理父のクリスマスプレゼント探し。。。(これには、毎年頭を悩まされます。。。でも楽しいです!)

はやめに買わないとお気に入りの商品は結構売り切れるので迷わず即買いしないと後悔します。

今日も、手作りのパネットーネをお世話になった人にと買いにお店まで行くと<もう売り切れです!>と返事が。。。

la spezia natale  2 2015.jpg

街もなんだか落ち着かない雰囲気、皆ストレスでイライラしているような感じ。。。

何にもやっていないのに私も気忙しいです。

とにかくクリスマスが無事に過ごせますように!!!

そして、次の日26日は、友人のフェスタに招待され、主婦業は休めますので。。。(笑)(なんだ、たった一日だけ?!と突っ込まれそうですが、このクリスマスの日というのは、魂を何か月分も吸い取られる気分にさせられるのです。。。大げさ。)

日本は、クリスマスイブがメインですね。。。

イタリアでは、イブはお店がだいたい18時で閉まります。バスや、メトロも18時ごろ一度運行をストップ。そして、それぞれのお家で夕食が始まります。お魚メインです。お肉は一切食べません。。。(特に豚肉)そして、夜11時ごろから街の交通機関は再運行され(列車はいつも動いています)イタリア人の多くの人は教会に行ってクリスマスの夜中のミサに参加します。

お魚屋さんに行けば、大きくて、長いウナギも泳いでいて生で売られています。もちろん、買った後で、裁いてくれますので安心です。でも、クリスマス前はお魚の値段が通常よりも上がるので、大抵家ではムール貝メインのボンゴレ少し入りスパゲティーや生やスモークサーモン、イカ、エビ、お魚のグリルやオーブン焼きを食べます。

さあ、本気で準備しないと。。。

では、皆さん、ブォン・ナターレ!

natale-le-terrazze 2015.jpg

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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