ラスベガス・ベラージオのボタニカルガーデンに広がる世界の春の祭典
ボタニカルガーデンのテーマは世界の春の祭典
ベラージオホテルのボタニカルガーデンは、草花や樹木をふんだんに使った季節ごとの風景が楽しめる人気のアトラクション。3月12日からは「Springtime Celebrations Around the World(世界の春の祭典)」をテーマに、春の庭が展開されています。
イギリスのガーデンショーにインスパイアされたのは
ここでは2羽のハミングバードに囲まれたグリーンハウスが印象的。グリーンハウスの中では生きた蝶が飛び回っているのが見えます。ガーデンベッドにはイギリス国花のバラやスイセンが咲き、クローバーが敷き詰められて、まさに春のお庭といったところ。
グリーンハウスやハミングバードをバックにひとしきり写真を撮ったら、次のお庭に向かいましょう。
春を連れてくるタイの水かけ祭り
象の鼻から勢いよく噴き出す水は、タイのお正月を祝う水かけ祭り「ソンクラーン」をイメージしているのだそう。春が来た!という喜びが伝わって来ませんか。
ワシントンD.C.の桜祭りも
ボタニカルガーデン中央は、アメリカ・ワシントンD.C.で毎年開催される「National Cherry Blossom Festival(全米桜祭り)」。1912年に日本から約3000本の桜の木が贈られたことを記念するこの桜祭りは、全米最大規模。日米友好の印でもあります。
木靴と風車とオランダの花の公園と
その池のほとりにたたずむのは、色とりどりの花のオブジェ。バラのプリザーブドフラワーで造られている花です。まさに春の花づくしというところでしょうか。
ラスベガスの今、これから
さて、ネバダ州では4月5日から16歳以上の人は誰でもワクチンが接種できるようになりました。引き続き公共の場所でのマスク着用、ソーシャルディスタンスの徹底は必要です。
ラスベガスのショーといえば気になるのがシルクドソレイユですが、7月に再開予定の"O"(オー)を皮切りにほかのショーも順々に戻ってくるようです(残念ながら"Zumanity"のショーは終了してしまいましたが)。
ロックダウンから1年が過ぎ、あともうひと息という気持ちです。「ラスベガスへようこそ!」とまた言える日を心待ちにしながら、これからも街の様子をお伝えしていこうと思います。
■ベラージオ コンサバトリー & ボタニカル・ガーデンズ
(Bellagio Conservatory & Botanical Gardens)
・住所: 3600 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109
・営業時間: 毎日24時間オープン(メンテナンス期間はクローズされます)
・入場料: 無料(ホテルに宿泊していなくても入場できます)
・ホテル正面入口から入り、チェックインカウンターを左に見ながらまっすぐ進んだつきあたり
季節ごとに変わるボタニカルガーデンの風景は、こちらでも見られます!
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。