トップ > 北米 > アメリカ > ラスベガス特派員 > べラージオのボタニカルガーデンに日本の春がやってきた!そして和泉正敏氏による石の彫刻も必見!

アメリカアメリカ/ラスベガス特派員ブログ

べラージオのボタニカルガーデンに日本の春がやってきた!そして和泉正敏氏による石の彫刻も必見!

カテゴリー:イベント・行事・お祭り / 旅行・ツアー・ホテル / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2015年4月 6日

arukikata_02.jpg



ベラージオのボタニカルガーデンに、ついに日本の春をテーマにしたガーデンがお目見えしました!


このボタニカルガーデンは、四季折々のテーマに合わせて花や草木を使って創り上げられる温室のような庭園で、
ツーリストにも飛びぬけて人気のあるアトラクションのひとつですが、
日本をテーマにしたガーデンは初めてということで、先月26日にはオープニングイベントも行われました。



arukikata_03.jpg
ラスベガス雷太鼓のメンバーによる演奏で幕開け。



arukikata_04.jpg
参加者だけでなく報道陣もいっぱいでした。


arukikata_05.jpg
キャサリン・ブレイクリー在ラスベガス日本国名誉総領事による祝辞も。




さて、毎日約2万人の人が訪れているというこのボタニカルガーデン、初登場の「日本の春」がどんな風に楽しませてくれるのか、さっそく見てみましょう。



arukikata_17.jpg
ボタニカルガーデンは、ベラージオの正面玄関から入ったら、そのまままっすぐ奥に進んだところにあります。



1.jpg


ガーデンに入ろうとして多分一番最初に目に飛び込んでくる巨大な桜の木。
アクリルで丁寧に作られている桜の花や葉っぱは300個ほど。そして、5mちょっとあるというこの木を見上げていくと、天井からつるされた色とりどりの番傘が目に入ります。この番傘には桜の木や鶴などが描かれているのがわかりますが、これ、全部手書きなんだそうです。


そして足元に目をやれば、桜の木の根元は池になっていて、たくさんの鯉が泳いでいるんですよ。
この池には、これまた大きなつくばいから水がしたたり落ちていて、さすが、「水」の使い方が上手なベラージオらしい見せ方だなぁと感心したり。


arukikata_15.jpg
桜の根元を泳ぎ回る鯉たち。


そしてボタニカルガーデンと言えば、お約束の「生花」で作られた生き物たち。
今回は、鶴と亀というおめでたい取りあわせのオブジェとなりました。


arukikata_06.jpg
つくばいのたもとで優雅に羽を広げる鶴。その体を作っているのは200個の羽と1,400の花々。
緑と紫という落ち着いた色使いも、これまであまり見たことがなかったように思います。


arukikata_16.jpg
こちらが亀。


亀の甲羅はこんな風に生花で覆われています。

arukikata_18.jpg



さて、水を湛えた池の向かい側には対照的な枯山水。そこには竹や丸太を組んで作られた茶室もありました。

2.jpg



そのまま歩いていくと中央に広がるのは、桜の木に囲まれた高さ8mほどの塔と浮桟橋のある庭。
arukikata_07.jpg
この塔、なんとなく見覚えありませんか?京都の金閣寺からインスパイアされたものなんだそうです。

ここの浮桟橋では、毎日16:30から18:00の間、ライブ演奏が行われていますよ。

arukikata_14.jpg
この日はエレクトーンとクラリネットやフルートの演奏でした。ガーデンに響き渡るのは美空ひばりの「川の流れのように」、
SMAPの「世界に一つだけの花」など、日本のポピュラーな曲ばかり。なんだかうれしくなってしまいます。



さらに出口へ向かって進むと、左手にもうひとつ。こちらは天井からつるされた藤やブーゲンビリアと、
水の流れ落ちる大きな岩、そして石灯籠のあるガーデンです。


arukikata_088.jpg


arukikata_01.jpg
光がさんさんと差し込む天井を見上げれば、鶴も舞っていました。

どのガーデンも、チューリップやデイジー、ユリなどの鮮やかな花たちが春の香りを漂わせているのですが、
中にはしゃがみこんで顔をくっつけて花の香りを嗅いでいる人も。多分、本物の花だとは思わなかったのかもしれませんね。


82,000の生花を使い144時間かけてできあがった「日本の春」の風景、実は園芸やデザインのチームが実際に日本に行って、東京や京都の庭園を研究してきて創り上げられたのだそうです。


落ち着いた佇まいの日本の風景の中に、ベラージオらしいゴージャス感が程よくミックスされた素敵なガーデン、
世界中から訪れているツーリストの皆さんの目には、どんな風に映っているのでしょうか。




さて、オープニング・イベントではもうひとつの素敵な展示もお披露目されました。
ホテル正面玄関を出てすぐ右側に展示されている石の彫刻、「A Gift From the Earth(大地からの贈り物)」。


arukikata_13.jpg
まるでパワースポットのような雰囲気?


ここには大きな四つの石が、1本の木を囲むように並んでいます。
それぞれの石は左から「風」「火」「水」「土」と地球上の四つのエレメントを現しているという、
まさに大地の贈り物。


これは日本の彫刻家・和泉正敏氏の作品で、ひとつの石はだいたい7,700kg~12,000kg。使われているのは泥かぶり石というそうで、この日、和泉氏は、「さつまいもやジャガイモみたいに泥の中にころがっている石なんです。」という説明をされていました。


arukikata_11.jpg
石の彫刻をバックにしてステージで挨拶される和泉正敏氏。(右側は通訳の方)


広報の方によれば、和泉氏は仙台でみつけたこの石たちを一年間その場所でねかせておいたのだとか。
移り変わる四季を通して、石たちを前に「どうやって彫るか、どんな形にしていくか。」をじっと考え続けたのだそう。
それからご自身のアトリエのある高松まで船で運び、そこで6ヵ月かけて作り上げたという、実に18ヵ月の時間をかけて生み出された作品なのだそうです。


そしてこの石を展示するにあたり、ラスベガスのいろいろな所を見て回られた末、
ベラージオのこの場所が一番ふさわしいと感じ、ここでの展示を決められたのだとか。

鉄分を含んだ少し赤っぽい色合いがちょうど建物の外壁の色と混ざり合って、
まるでずっと前からここにあったような印象です。

さあ、これからラスベガスへいらっしゃる皆さん、「日本の春のガーデン」と「大地からの贈り物」、ぜひ見に来て下さいね!

【Bellagio Botanical Garden】
  • べラージオホテル内(宿泊していなくてもガーデンに入れます)
  • *べラージオ正面入り口から入ってチェックインカウンターを左に見ながらまっすぐ進むと、
  • つきあたりがボタニカルガーデン。
  • 24時間オープン・入場無料
  • 今回のディスプレイは5月11日まで
  • その後メンテナンス期間を経て、夏のディスプレイに変わる予定。




■これまでのボタニカルガーデンはこちらからどうぞ

夏っ!ひまわりと紫陽花があふれるベラージオのボタニカルガーデン  [ Jun. 2013]

チョコレート・ビレッジが登場したベラージオのボタニカルガーデン [ Dec. 2012]

夏だ!ベラージオ・この夏のガーデンのテーマは・・・? [ May. 2012]

今年もシロクマとペンギンが季節のゴアイサツ - ベラージオのボタニカル・ガーデン  [ Sep. 2011]

ベラージオ・秋のボタニカルガーデンは「園芸の達人」たちも登場  [ Dec. 2011]

ベラージオ・この夏のガーデンはリバティ・ベル、白頭ワシ、そしてカーニバル [ Jul. 2011 ]

いよいよ春!ベラージオのボタニカルガーデン [ Mar. 2011 ]

ベラージオ・今年のウィンターガーデン [ Dec. 2010 ]

ベラージオ・今年の秋の顔は・・・ [ Sep. 2010 ]

べラージオは夏のガーデンに衣替え [ Jun. 2010 ]

べラージオはただ今春真っ盛り! [ Mar. 2010 ]

べラージオホテル・ボタニカルガーデンのクリスマス [ Dec. 2009 ]





記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。

石川 葉子

アメリカ・ラスベガス特派員の石川 葉子が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

いっしょに読みたい 関連記事

最近の画像

画像一覧へ

カテゴリーから記事を探す

月別記事一覧

特派員プロフィール

アメリカアメリカ/ラスベガス特派員
名前:石川 葉子

石川 葉子

南の島ばかり旅して潜っていたのに、なぜか今は砂漠のど真ん中。縁あってたどりついたここラスベガスは、街そのものも魅力にあふれていますが、実はちょっと足を延ばせば心癒される自然にたっぷり出会える「一粒で2度おいしい」街。そんなラスベガスのいろいろな顔をご紹介していきます。
最近はフードトラックを追いかけて{ラスベガス・フードトラック図鑑}も始めました。 DISQUS ID @disqus_Pbu2BZjaQz

ラスベガス特派員トップにもどる

その他のアメリカの特派員

ラスベガス(ネバダ)を旅する

その他のエリアから探す

特派員募集中!

日本国内、海外を問わず特派員は随時募集しております。ご興味のある方はぜひご応募を!

ラスベガス特派員トップにもどる

トップ > 北米 > アメリカ > ラスベガス特派員 > べラージオのボタニカルガーデンに日本の春がやってきた!そして和泉正敏氏による石の彫刻も必見!

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について