マッキャラン空港新ターミナル・T3 のオープンハウス

公開日 : 2012年06月11日
最終更新 :

オープン間近のT3、先日はまだ工事の続くターミナル内を見学 してきましたが、

昨日は「オープンハウス」ということで、だれでも見学できるイベントがありましたので、

懲りずにまた出かけてみました。

Airport_new_T3_2012_june_01.jpg

アメリカ国内で一番新しいターミナルとなるマッキャラン空港・T3を、地元ラスベガス市民によ~く知ってもらおうという

このオープンハウスは、入場も駐車料金も無料の楽しいイベントに仕立てられていました。

Airport_new_T3_2012_june_02.jpg

駐車場からT3に入るとすぐに渡された館内マップ。

(黄色いパッケージはサウスウェスト航空の機内で配られている、おなじみのピーナッツ。

当日サウスウェスト航空のブースで気前よく配られていたもの)

この日の一番のお楽しみはiPadや航空券などのあたる抽選会。

ただし、抽選に参加するためには条件がありました。

Airport_new_T3_2012_june_03.jpg

条件というのは、ターミナル内の決められたチェックポイントを制覇すること。

チェックポイントは、国内線・国際線それぞれのチケッティングカウンターとゲート、バゲッジクレーム、

セキュリティチェックポイント、そして税関・パスポートコントロール(入国審査)の計7ヵ所で、

ほぼターミナル全体を見学できるしくみ。

最初にいただいた館内マップを見ながら、1ヵ所づつ見学してチケットをパンチしてもらい、

全部の番号に穴があいたら終了!抽選会場で名前や連絡先を記入した半券を渡します。

Airport_new_T3_2012_june_04.jpg

行きたい場所がすぐ探せるようになっていました。

こちらは最初にパンチをしてもらった、国際線チケッティングカウンター。

Airport_new_T3_2012_june_05.jpg

セルフチェックイン用キオスク。

端末の脇が重量計になっているので、これが自分で荷物用タグを出せるSelf-tagging のキオスクかな。

同じ階のセキュリティ・チェックポイントを通過した先が出発・到着ゲートのエリア。

Airport_new_T3_2012_june_07.jpg

先月の見学の時と比べたら、ゲート前のお店の顔も整い「あと少しでオープン!」という気配がそこらじゅうに漂っていました。

それにしてもとにかくすごい人出。ベビーカーを押す家族連れもたくさん。

Airport_new_T3_2012_june_06.jpg

セキュリティ・チェックポイントのエリアでは、シルクドソレイユ風サーカスパフォーマーやフェイスペイント、

風船で動物を作ったりするバルーン・アートのテーブルなど、コドモたちの喜ぶアトラクションもたっぷり。

Airport_new_T3_2012_june_08.jpg

各レストランの前で配られていたフリー・フードは、ベーグルやホットドックなどの軽食から

チップスやアイスクリーム、カップケーキなどのスナック、そして飲み物など盛りだくさんなので、どこも長蛇の列。

がんばって何ヶ所か並べば、軽く腹ごしらえできたでしょう。

Airport_new_T3_2012_june_09.jpg

こちらはゲートエリア。

お目当てのフードを確保したあとは、ゲート付近の椅子にこ腰掛けて軽食タイム。

ところで、各ゲートの表示もダイナミックな画像を使った大きなサインになるんですね。

ゲート番号とフライト番号のほかに、そのフライトの目的地の写真やお天気情報が表示されます。

Airport_new_T3_2012_june_10.jpg

7ヵ所すべて廻ったあとは、ゲート階の真ん中に作られたメインステージでの抽選会に参加。

30分ごとに行なわれた抽選会のステージには、各ホテルのショーの人気エンターテイナーが毎回出演していたようです。

Airport_new_T3_2012_june_11.jpg

この回は、ラスベガスといえばおなじみのショーガールと、人気メンズ(ストリップ)ショーの

チッペンデールのダンサーが登場して抽選を行ないました。

というわけで、この日は7ヵ所のチェックポイント制覇のためにT3内をほとんど端から端まで歩き回ることになり、

おかげで充実した見学となりました。

そして、ショーガールやサーカスパフォーマー、人気エンターテイナーたちが駆けつけて

ラスベガスの街をあげての「新ターミナル完成祝い」という感じの、楽しいイベントだったことも付け加えておきましょう。

■これまでの関連エントリー 

筆者

アメリカ・ネバダ州特派員

石川 葉子

ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。