米軍のコードネーム「友達(救出)作戦」 - 東北地方太平洋沖地震
現在までに50以上の国や地域から支援の申し出が届いているなか、
各国から続々と救援部隊が日本に到着しているようですね。
3/11、早々に追悼の意を表す声明を発表したオバマ大統領ですが、
アメリカからはまず大型空母「ロナルド・レーガン」が日本時間の3/13、
巡洋艦「チャンセラーズビル」、「プレブル」とともに三陸沖に到着。
このあと、続々と捜索・救助チームが到着する予定です。
「ロナルド・レーガン」は、ヘリコプターの燃料補給・救助隊の輸送などという形で
自衛隊をサポートすることになります。
また、巡洋艦「マスティン」が横須賀基地から本日出航のほか、その他数隻の米艦船が世界各地からへ日本へ向かっており、
日曜日以降に到着予定だそうです。
房総半島沖からの巡洋艦2隻も、救助・復旧活動のアシストをする予定。
一方在日米軍ですが、横田基地は地震発生直後から、成田に着陸できない飛行機のための代替空港となり、
基地自体もシェルターとして600人ほどを収容しました。
厚木基地からはヘリコプター2機で、海老名から1500パウンド(約680kg)のおコメとパンを宮城県白石市へ輸送。
これらの米軍による救助作戦は、コードネーム「Operation Tomodachi」と名づけられています。
友達(救出)作戦という、印象的なネーミング。
国外からの支援という大きな助けを得て、被災された方々へのケアとともに、
現在行方不明の方々・助けを待っている方々の救出がスピードアップすることを願ってやみません。
(以上は、アメリカ西海岸時間 3/12(土)午後時点での情報で、主にCNNのニュースをソースとしています。)
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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