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晩秋の紅葉を訪ねて「洛西・地蔵院」

カテゴリー:自然・風景 投稿日:2021年12月 3日

《洛西の古刹(こさつ)・地蔵院》
嵐山から桂川を南に下った西山エリアには、松尾大社に月読神社、鈴虫寺や常住寺、世界遺産の苔寺など見どころの多いエリアでもあります。


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そんな西山エリアにある地蔵院は、京都の紅葉では遅くまで紅葉が見られるところです。
場所は、バス停の「苔寺・すず虫寺」から石段を上った先にあります。
小高い丘に並ぶ住宅街を少し歩くと、紅葉と竹に包まれた山門が見えてきます。
山門までは見頃を迎えた楓の木々が続いています。
見上げると、空高くのびる竹と彩りの時を迎えた紅葉がとてもきれいです。

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《細川家ゆかりの寺院》

「竹の寺」の愛称で親しまれている地蔵院は、1367年に室町管領の細川頼之公が夢窓国師の弟子の宗鏡禅師を招いて建立しました。


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竹林を眺めながら、ゆるやかな坂を進みます。
奥に見える本堂は1937年に再建されたもので、延命安産の地蔵菩薩が本尊として祀られています。

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《幼少期の一休さんが過ごしたお寺》

ここは一休禅師(1394~1481年)が幼少時を過ごした寺院でもあります。


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《境内奥に建つ一休禅師母子像》

母子像の銅板には......「一休が生まれたこの地は、ここ地蔵院のあたりらしい。このあたりは竹藪の深い森が多い。地蔵院も「竹の寺」と呼ばれていた。御所を追われた母子が暮すにふさわしい場所といえよう。縁側に腰かけていると母に手をひかれた一休が、いまにも現れるように思えてならない」水上勉「一休を歩く」より

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色づいたもみじと竹林の世界に、ただただ見入ってしまいます。

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境内奥の方丈には、猪目窓のある茶室があります。

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方丈前には苔むした十六羅漢の庭があり、方丈内にはガラシャ夫人の絵や、細川護煕前首相が書かれた書「海南行」が拝見できます。

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地蔵院の辺りは山が近くて、12月の今は午後4時を回ると夕暮れが訪れてきます。
一休さんが過ごした約620年前は、さぞかし静かな深秋の世界が広がっていたでしょうね。
佳境を迎えつつある12月初めの地蔵院の紅葉景色でした。

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■地蔵院
・住所: 京都府京都市西京区山田北ノ町23
・TEL: 075-381-3417
・参拝時間: 9:00~16:30(最終入山16:10)、方丈閉場16:20
・拝観料: 500円
・アクセス: 公共交通:阪急上桂駅→徒歩約12分

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仕事は着物や和のデザイン。着物、帯、振袖のデザインが中心で、古典模様から琳派模様など、日本の今の模様を作っています。
趣味は競泳で、試合にも時々出ます。近所には桂離宮や嵐山があり、時間があればカメラと共に寺院や景色を巡っています。
京都は平安京の頃から、今の時代まで様々な歴史が残っている町。春夏秋冬・・・歴史と季節を訪ねながら特派員ブログを、綴って行ければと思います。 DISQUS ID @disqus_YGXxySyYFR

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