これぞ「真如堂」の紅葉‼

公開日 : 2021年11月27日
最終更新 :
筆者 : Akio

深まりゆく秋の真如堂。(写真は2021年11月27日撮影)

鮮やかな紅葉の世界が広がっています。

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「真如堂」。正式な名前は真正極楽寺。

真如堂は、平安初期に円仁が霊木で彫った天下三如来のひとつ阿弥陀如来を本尊として堂宇を建てたのがはじまり。

境内には三重塔、書院、元三大師堂、鐘楼などの伽藍が並び、山門から本堂まで、ゆるやかに延びる参道の両側からは、赤く色づいた楓が枝垂れています。

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彩の時を迎えた紅葉のなかに、三重塔が見えました。

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《この辺りは錦林エリア》

真如堂へのアクセスは、市バス錦林車庫からも近くて、錦林車庫バス停から徒歩10分くらいの距離です。

南禅寺から徒歩の場合、15分くらい。

錦林車庫の、「錦林」という名の由来ですが、この辺りは かつて深い森と小山の一帯でした。

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秋の紅葉の頃は、錦の織物のように美しいところから錦林と呼ばれるようになったと伝わっています。

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境内に広がる景色は、もみじや楓とともに桜や銀杏や常緑樹が色づき見事な紅葉の世界です。

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真如堂の四季は......

冬は白い雪の日があり、春には桜。

桜の後は、青もみじ。

梅雨は紫陽花。

夏から秋は、萩。

そして今、紅葉の時を迎えています。

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境内奥の紅葉景色。

青もみじと色づいたもみじが重なり合い、深い色合いの紅葉が広がっています。

真如堂の紅葉風景でした。

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 【真如堂】(真正極楽寺)

・住所: 京都市左京区浄土寺真如町82

・アクセス: バス停・錦林車庫前から徒歩約10分/南禅寺から徒歩約15分(1.3km)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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