150本の枝垂れ梅と300本の椿咲く「城南宮・春の山」

公開日 : 2021年02月23日
最終更新 :
筆者 : Akio
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伏見、城南宮の社殿西にある神苑「春の山」では枝垂れ梅と椿が見頃を迎えてきました。

城南宮は平安遷都の際、都の南の守護するために創建された神社です。

古くより「方除(ほうよけ)」のご利益として親しまれています。

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城南宮と言えば、毎年4月29日と11月3日に神苑で行われる「曲水の宴」は有名です。

「春の山」の梅の木は、約150本。

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枝垂れ梅は、ここのところの陽気で、次々と薄紅色や紅白の花を咲かせてきました。

ここではすべてが枝垂れ梅ですから、まるで花のシャワーのようです。

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梅は、咲き始めや満開の時期はもちろんですが、散り始めの頃には地面がピンク色に敷き詰められる「花びらのじゅうたん」の景色もすばらしいです。

境内では椿も見頃を迎えています。

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椿は、神苑の入口から春の山、そして平安の庭にかけて50品種・約300本の椿が次々に咲きます。

12月から咲き始める中輪白色の「初嵐」。

ピンク椀咲き大輪の「曙」。

愛らしい真紅の藪椿「城南椿」など、12月から3月にかけて咲いてきます。

また苔の上に落ちた「落ち椿」は、城南宮ならではの風景です。

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【城南宮】

・アクセス: 車は、名神 南インターからすぐ/京都駅からは、京都市営バス19号系統「城南宮」下車/直通バス・京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」。

・駐車場: 無料(バス30台、自家用車200台)

・料金: 神苑「楽水苑」大人 600円、中学生・小学生 300円

・拝観時間: 神苑拝観 9:00~16:30(神苑拝観受付 ~16:00)

※新型コロナウイルスの影響により、内容の変更や入苑の制限などがある場合があります。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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