中秋の名月と「東寺・五重塔」

公開日 : 2020年10月02日
最終更新 :
筆者 : Akio

10月1日は中秋の名月でした。

夕暮れと共に東の空から大きな月が上ってきました。

僕は東寺が見える陸橋の上から月を眺めました。

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写真では、街灯の灯りが大きく映っていますが街灯の右側が月です。

雲のない空と満月の夜景は本当に綺麗でした。

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月と五重塔を見ながら道路沿いを歩きました。

東寺では日が沈むと毎日五重塔がライトアップされています。

五重塔のライトアップは2013年より照明が新調され、設置台数も以前の倍の42台となり、塔の木組みまではっきりと分かる鮮明なライトアップへとパワーアップしています。

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《東寺の歴史》

東寺は唯一残る平安京の遺構です。

創建からおよそ1200年。1994年に世界遺産として登録されました。

平安遷都とともに建立された東寺は官寺(かんじ)、つまり国立の寺院。

その寺院を桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師「空海」に託しました。

ここに、日本ではじめての密教寺院が誕生しています。

《五重塔》

初代五重塔が完成したのは弘法大師没後約50年の元慶7年(883)頃。

その後、焼失を繰り返し、現在の五重塔は五代目、寛永21年(1644)徳川家光の再建によるものです。

高さは55m。

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東寺は自然も豊かで、広大な境内では四季毎の彩りが広がっています。

東寺といえば、まず紹介されるのが、長い歴史や空海さんが多くて、季節に咲く花や紅葉のことは後回しになって来たように思います。

春は梅に河津桜に不二桜。そしてソメイヨシノ。

夏は百日紅。 秋は紅葉や銀杏がとても美しいです。

《東寺》

◎アクセス JR「京都駅」八条口より徒歩約15分

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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